2021−2022シーズンに4年ぶりの優勝を果たし、王朝復興の狼煙を揚げたゴールデンステイト・ウォーリアーズ!
その王朝において必須のメンバーといえば、コアメンバーのステフィン・カリー、クレイ・トンプソン、そして今日ご紹介するドレイモンド・グリーンからなるBIG3でしょう!
ドレイモンド・グリーン
198センチ104キロというパワーフォワードとしては小柄な身長ながら、1~5番までを守りきるディフェンス力とキャリア平均5.4アシストを記録高いバスケットボールIQ、そしてチームに勢いをもたらすパッションを兼ね備えたまさにウォーリアーズ王朝の核と言える彼!
そんなグリーンのキャリアについて紹介していきます!
NBAデビューまで
ドレイモンドはNBAのスーパースターにしては珍しくミシガン大学で4年間を過ごしています!
その4年間で4度のNCAAトーナメントを経験するも優勝には至りませんでした。
しかしながら、大学4年時には平均16.2得点、10.6リバウンド、3.8アシストと非凡なスタッツを叩き出しついにNBAへの扉をノックすることになります!
なお、このミシガン大学はドレイモンドのNBAでの活躍をうけ、2019年に彼が大学時代から背負っている23番の背番号を永久欠番とすることを発表しています!
2⃣3⃣ will hang in the rafters forever as we retire @Money23Green‘s No. 23 on December 3rd 💚
— Michigan State Men’s Basketball (@MSU_Basketball) October 28, 2019
“This is a fitting honor for one of the ultimate winners in Michigan State history.”
-Coach Izzo#SFL pic.twitter.com/URFmloHsjN
そして迎えた2012年。ドラフト2巡目全体35位となんとも目立たない順位でウォリアーズに指名されたグリーン。
なお、彼はこの結果をかなり根に持っているようで2017年には『ESPN』リポーターのダレン・ロベル氏のインタビューの中で自分より先に名前が呼ばれた34人のプレイヤーの名前をピック順に呼び上げていく映像も残っているほどです。。笑
この反骨精神から彼とウォーリアーズの伝説が始まります!
王朝構築
グリーンが所属したウォーリアーズは直近5年間でプレーオフ進出を逃すなど低迷期とも言える時期でした。
しかしながら2009年にステフィン・カリーを、2011年にクレイ・トンプソンを指名したことで「スプラッシュ・ブラザーズ」が躍動し始め徐々にチームが出来上がってきている段階でした。
ドレイモンドはルーキーながら即戦力としての立ち位置を確立し82試合に出場を果たし、5年ぶりのプレーオフに進出を決めることになります!
2014シーズンにはついにスターターの座を勝ち取ると、NBAオールディフェンシブチームのファーストチームに選出!
チームとしてもセンターのポジションにドレイモンドをおくスモールラインナップを引くことで1975年以来40年振りNBAファイナル優勝に貢献します!
その後のウォーリアーズは常勝チームとなると、2022年シーズンまでの8年間で6度のファイナル進出、うち4度のファイナル制覇を成し遂げる王朝を構築していくこととなります!
4年ぶりの優勝
4度の優勝をしたドレイモンド・グリーンですが、2021−2022シーズンは彼にとって苦難の年となりました。
レギュラーシーズンの間にはMRI検査の結果背中に問題があると診断され途中離脱。ルーキーイヤーから考えても最も少ない46試合のみの出場にとどまり平均得点も7.5得点とキャリア平均を下回る数値となります。。
チームの台所事情としては、そんな個人的な状況を補うかのように若手が台頭!
シーズンをカンファレンス2位で終えることになります。
プレーオフに入ればドレイモンドは復調すると言われていましたが、
初戦のデンバー・ナゲッツ戦でこそ2021・2022シーズンの2年連続MVPを受賞したニコラ・ヨキッチにこそ値千金のディフェンスを披露しますが、プレーオフが進んでいくにつれ存在感が薄くなっていきます。
Best defender in the world. pic.twitter.com/rtjeQ2ocQ2
— Golden State Warriors (@warriors) April 22, 2022
特にファイナルでは、強みのあったパッションが空回りすることが多く、第5戦が終わるタイミングで累計得点25点に対し、ファール数が24回とまさかのファール数の方が多くなりかけるというような状況に。。
その結果を見た母親にさえ、不甲斐ない姿に対して以下のように言われていまう始末。。
ドレイ(モンド)のことを聞くのをやめて…わからないの!
多分あれはクローンね!ここまで私たちを導いてくれた(本物の)ドレイモンドはどこにいるの‼︎
ここまでの(不調は)見たことないわ。。
Twitter
しかし歴戦の経験を持つドレイモンドはこのシーズン最終戦となる第6戦でついに復調すると、12得点、12リバウンド、8アシスト、2スティール、2ブロックのトリプルダブル級の活躍!
このシリーズで11本連続で外していた3ポイントも40%の確率で決めることに成功!
そんな彼の活躍もありついにチームは4年ぶりのファイナル制覇を達成!
彼としても4度目の制覇を記録しました!
結成10年目となったBIG3が復活し、時同じくして若手の台頭によりバランスの良い戦力を持つウォーリアーズ!
2023シーズンも優勝候補の1つとして間違いなく挙げられるでしょう!そして、ドレイモンドは今後どこまでトロフィーを集めることになるのでしょうか?
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