プレーオフ進出の最後の１席を狙うチームが激突するプレーイントーナメントが始まり、盛り上がりを増している2021-2022シーズン。
そんなプレーイントーナメントの渦中にいるロサンゼルス・クリッパーズにこの度非常に残念な情報が報道されています。それはチームの中心選手でありスター選手のポール・ジョージにこの度コロナウィルスの検査で陽性反応が見られたと言います。
先日の試合でミネソタ・ティンバーウルブスに惜しくもに敗れたため、ウェスタン・カンファレンス8位を争う最後のチャンスとしてニューオーリンズ・ペリカンズとの試合が2022年4月16日11時から予定されておりましたが、今回の報道を受けてポール・ジョージは欠場の見込みとのことです。
ESPN.comによると、クリッパーズの球団社長であるローレンス・フランク氏は今回のポール・ジョージの離脱を受けて以下のように述べている。
これは我々にとっては新たな挑戦である。私たちはこの1年常にチャレンジし、困難に立ち向かってきた。とても柔軟性のあるチームである。大きな信頼と才能のあるロスターメンバーもいるし、タイロン・ルーという偉大なヘッド・コーチもいる
ESPN.com
球団社長はまだまだ諦めない姿勢であるが、エースのいない中での試合はクリッパーズにとってかなり厳しい戦いになることは間違い無いだろう。
クリッパーズにはもう一人のエースであるカワイ・レナードも所属しているが、彼もまたACL断裂により今期全休中で復帰の目処は立っていない。
両エースが揃っていなく、契約もまだ残っていることから今の状況はWin-Nowが求められる追い込まれた状況では無いかもしれないが、このままクリッパーズが敗退することになった場合、ポール・ジョージにとっては悔いの残るシーズンエンドになることは間違いない。
残りのロスターメンバーには今一度気合を入れ直し、ポール・ジョージに勝利をプレゼントしてあげてほしい。
今シーズンのウェスタン・カンファレンスの優勝可能性の残っている９チームのうち７チームはチャンピオンリングを獲得したことがないとのことでも話題になっている。
どのチームが勝ち上がっても嬉しさはひとしおだろうが、今回のようなプロトコルなどが原因で「＊（アスタリスク）；特殊な要因も合わさり優勝したチームは優勝記録の隣に参考として✳︎がつくことがある」のつく優勝だと言われないような結末が待っていてほしい。
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