0勝3敗と東京オリンピックの結果と同じく1勝もできずに終わってしまったパリオリンピックだが、その試合内容は雲泥の差。
世界中が賞賛するようなインパクトを残すこととなった。
Shock The World
日本代表の予選グループ突破による大会ベスト8を目標とし、『ショック・ザ・ワールド(世界を驚かせよう)』を合言葉にこのパリオリンピックに臨んでいた。
試合結果だけで見れば1勝もできずに予選グループ敗退となる結果となったが、開催国であるフランス相手に残り14秒までリードを奪うなど素晴らしい試合の内容だった。
#AkatsukiJapan 🇯🇵 left their mark in #Paris2024 Men's #Basketball ✍️https://t.co/H1CynvcjyA
— FIBA (@FIBA) August 4, 2024
その日本代表へのリスペクトは対戦相手であり、フランスのスタッツリーダーであるビクター・ウェンバンヤマも以下のようなコメントを残しているとThe Athleticが報じている。
僕たちは彼らをリスペクトしなければならない。
彼らは自分たちの強みを最大限に生かす術を知っている。
彼らから学べることがあるはずだ
フランスの注目選手ヴィクター・ウェンバンヤマ👽!
— NostaljyA -Basketball info. (@NostaljyA_) July 30, 2024
大会最長の222cmの身長にしてこのフィニッシュ力!
…誰がディフェンスつくんだ💦
日本🇯🇵対🇫🇷フランスはこの後00:15~ティップオフ!#AkatsukiJapan #Basketball
pic.twitter.com/ZbLJTvpAY5
日本の3本柱
この日本の大躍進の原動力となったのは間違いなく日本バスケ界の至宝にしてNBAの名門ロサンゼルス・レイカーズに所属する八村塁だろう。
フランス戦では2つのアンスポーツマンライクファールによる退場、ブラジル戦では怪我による離脱と不完全燃焼とも言える内容だったかもしれないがそれでも他のメンバーでは出せない存在感を示していた。
わずか2試合の出場ながら素晴らしいインパクトを残す🇯🇵
— NostaljyA -Basketball info. (@NostaljyA_) August 15, 2024
32.2分出場
22.0得点
6.5リバウンド
チームメンバーと共に、日本バスケにとっても非常に良い試合ができたと思います。
AKATSUKI JAPANの一員としてプレーできたことを誇りに感じています。
-八村塁#AkatsukiJapan
pic.twitter.com/34DaxsTBaZ
また、今回最も世界にショックを与えた存在となったのが河村勇輝だ!
八村塁が不在となったチームを支え平均得点(20.3得点)・アシスト(7.7アシスト)それぞれで大会3位という素晴らしい成績を残しエグジビット10契約を結んだグリズリーズに対して大きなアピールを残すこととなった!
オリンピックが終了して、改めてこの大会での河村勇輝の素晴らしさが明らかに…✨
— NostaljyA -Basketball info. (@NostaljyA_) August 11, 2024
◆平均得点
🥇ヤニス(25.8得点)
🥈SGA(21.0得点)
🥉河村(20.3得点)
◆平均アシスト
🥇ヨキッチ(8.7本)
🥈レブロン(8.5本)
🥉河村(7.7本)
1stチーム考え直してくれてもいいんですよ?#AkatsukiJapan pic.twitter.com/c8L2af3ZJG
河村勇輝がメインハンドラー、ファーストオプションとなったことで成功率が低くなっているが、その成功率を補ったのがワールドカップからチームを支える大黒柱となったジョシュ・ホーキンソン。
出場時間8分以上の選手の中で最高となる3ポイント成功率を記録し、9/12(75%)というとんでもないスタッツを残すこととなっている。
2024 Paris Olympics…
— NBA University (@NBA_University) August 12, 2024
➡️ More 3PA
⬆️ Better 3P%
What stands out? pic.twitter.com/CX4m2REKdh
世界ランキング21位
前述の通り、1勝もできずにオリンピックを終えたバスケ日本代表だが今や世界のトップレベルの戦いをしているサッカー日本代表と比較すると似たような動きをしている。
ここから考えるとAKATSUKI JAPANが決勝トーナメント進出を決めるのは2028年のロサンゼルスオリンピックの舞台なのかもしれない。
サッカー代表を追うバスケ代表🇯🇵
— NostaljyA -Basketball info. (@NostaljyA_) August 2, 2024
93年:「Jリーグ」設立
98年:仏W杯出場→0勝3敗で敗退
02年:日韓W杯→決勝T進出(Best16)
16年:「Bリーグ」設立
24年:パリ(仏)五輪出場→0勝3敗で敗退
28年:ロサンゼルス五輪→???
なお、パリ五輪の代表平均年齢は26.4歳!#AkatsukiJapan @JAPAN_JBA pic.twitter.com/VjPWkMRi0l
また、今回のオリンピック出場の結果から世界ランキングが更新!
日本はランキングを5つ上げ世界21位、アジア地区ではオーストラリアに次ぐ2位の座につけることとなった!
タップで順位を確認👇 pic.twitter.com/BMnHNefADz
— NostaljyA -Basketball info. (@NostaljyA_) August 15, 2024
アジアで言えば追われる立場となったAKATSUKI JAPAN!
4年後のロサンゼルスオリンピックの出場権を獲得し、さらに世界に羽ばたくことができるのか?
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