【ついに1勝】マブス勝利に貢献するライブリーⅡの躍動とテイタムへの懸念点とは

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日本時間6月15日(土)に行われた2023−24シーズンファイナルのゲーム4!

負ければ終わりとなるエリミネーションゲームにてダラス・マーベリックスが大爆発!

このシリーズで初となるブローアウトでついに1勝目を上げることとなった。

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マジック・ジョンソン以来の活躍

この勝利をもたらしたのは2人で50得点を記録したルカ・ドンチッチ&カイリー・アービングの協力バックコートDUOなのは間違いないが、期待値以上の活躍を見せているルーキーがいる。

それこそデリック・ライブリーⅡだ。

第3戦でもダブルダブルを記録したライブリーがこの試合でも強烈なインパクトを見せた!

第1Q残り6分15秒にコーナーからキャリア初となる3ポイントを沈めチームに勢いを与える!

その後も要所でのリバウンドと強烈なインサイドでのプレーで11得点、12リバウンドのダブルダブルを達成!

NBAファイナルで2試合連続のダブルダブルを記録したのはマジック・ジョンソン以来のルーキープレイヤーとなっている!

また、プレイオフにおけるリバウンド数においてもマジック・ジョンソン以来の152本まで積み上げている。

このシリーズがさらにもつれることがあればマジックの持つ168本のリバウンドを超えることもあるだろう。

このルーキーの素晴らしい活躍にはチームを牽引するルカ・ドンチッチも大絶賛のコメントを残している。

みんな、彼がルーキーであることを忘れていると思う。

彼はシーズンを通して素晴らしかった。

彼の成長ぶりを見ているだけでも信じられないよ

ルカ・ドンチッチ

対するテイタムの活躍

素晴らしい活躍を残しているルーキーとは対照的にこのファイナルでの活躍に疑問符がついているのがセルティックスのエースであるジャイソン・テイタムだ。

カンファレンスファイナルのインディアナ・ペイサーズ戦ではFG成功率46.3%の平均30.3得点を記録していたのに対して、このファイナルの舞台では36.5%の20.0得点と大幅に数値を下げている。

さらにこのファイナル初の黒星となった第4戦では±が−33とキャリア2度目のファイナルでの−30以上の数値となり、これはNBA史で初の不名誉な記録となっている。

キャリア

このファイナルでの活躍では部分的にネガティブな印象を持たれているジェイソン・テイタムではあるが、そのキャリアにおけるプレイオフでの活躍は素晴らしいものだ。

現在26歳のテイタムだがNBA史において26歳以下のプレイオフ累計得点で敬愛するコービー・ブライアントに次ぐ2位についている

【26歳以下_プレイオフ累計得点】

  1. コービー・ブライアント(2,694得点)
  2. ジェイソン・テイタム(2,665得点)←継続中
  3. レブロン・ジェームズ(2,578得点)

また、年齢制限をなくしたプレイオフ累計得点においても多くのレジェンド選手たちを超える数値を残しているという点も見過ごせない評価ポイントだ。

ジェイソン・テイタム自身としても自身のスコア状況には気にしておらず、最大の目的はあくまでファイナル制覇であるという点を改めてインタビューの中で強調している。

このユニフォームを着た偉大な選手のひとりになりたければ、その前の偉大な選手はみんな優勝している。

それを目指して、毎シーズンプレーしているんだ。

ジェイソン・テイタム

なお、デリック・ライブリーⅡとジェイソン・テイタムのこのシリーズにおけるスタッツは以下の通りだ


MINFG3PTFTOREBDREBREBASTSTLBLKTOPF+/-PTS
ジェイソン・テイタム39.06.8-18.536.52.3-7.829.04.3-4.889.57.86.30.80.82.33.520.0
デリック・ライブリーⅡ22.32.8-3.873.30.3-0.3100.00.8-1.842.99.30.50.01.01.51.06.5

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