【チーム力の勝利】20点差を覆したティンバーウルブズが20年ぶりのCF出場へ!

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日本時間5月20日(月)に行われたデンバー・ナゲッツ対ミネソタ・ティンバーウルブズによるウェスタンカンファレンスセミファイナル第7戦!

大盛り上がりを見せたシリーズはミネソタ・ティンバーウルブズが20点のビハインドを覆して勝利し、20年ぶりのカンファレンスファイナル出場を決めました!

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前半リードはナゲッツ!

最初に試合の主導権を握ったのはディフェンディング・チャンピオンのデンバー・ナゲッツ。

均衡したスタートから始まった試合だったが、第1Q終盤から14−0のランで一気に点差を広げることに成功!

そのナゲッツの推進力を担ったのこそジャマール・マレーだった。

プレイオフ1回戦のレイカーズ戦では平均23.6得点をとっていたマレーだが、このティンバーウルブズとのこのシリーズにおいては平均15.6得点と思うような活躍ができておらずフラストレーションをためているシーンも見られたがこの重要な第7戦においてついに大爆発!

前半だけで24得点という強烈なインパクトを残し、15点差で前半を終えることに貢献。

一方のティンバーウルブズの一本槍ともいうべきアンソニー・エドワーズ。

ここまでの6試合で平均29.6得点という素晴らしい活躍を見せていたエドワーズがだったがこの試合は前半で4得点、フィールドゴール成功率14.2%と大失速。

大逆転

しかしながら、ここで終わらないのが今年のミネソタ・ティンバーウルブズ!

第3Qに中盤から攻勢に転じ19-3のランにで点差を2ポゼッション差にまで縮めることに成功!

そこから攻撃の手が緩まることがなく第3Qのラストポゼッションでアンソニー・エドワーズが3ポイントを沈め1点差で最終第4Qに。

そして試合を振り返ればANT&KATの2人で39得点を取り前半の出遅れを完全に取り戻し逆転勝利を収めるに至った。

20年ぶりカンファレンスファイナル出場決定

この勝利によってウェスタンカンファレンスファイナルへ駒を進めることとなったミネソタ・ティンバーウルブズだがフランチャイズとしてなんと20年ぶり2回目の快挙となる!

その20年前も現地時間5月19日だったというのだからこれは何かの運命を感じざるを得ない結果だ。

さらに運命的なのが、この5月19日が20年前にティンバーウルブズをウェスタンカンファレンスファイナルへ導いたエースケビン・ガーネットの誕生日であったということだ!

これに対して、かつてケビン・ガーネットと同じコートに立ったこともあるカール・アンソニー・タウンズが以下のようなコメントを残している。

happybirthday KG!

これが俺達からのプレゼントだ!

ただこれはとても特別なことだ。

KGがウルブスをウェスタンカンファレンスファイナルに導いた20年後に俺達が達成できたのはとても特別だ。

勝敗を分けたもの

この試合の勝敗を大きく左右したのはサポートメンバーの活躍だったのかもしれない。

敗北したナゲッツは昨年リーグを制したヨキッチ&マレーのデュオで79得点を取る爆発力を見せたが、その他のロスターメンバーで2桁得点を挙げることができたものは1人もいなかった。

(2人で全得点の87%を占めているので当然と言えば当然ではあるが、、、)

一方のティンバーウルブズは前半に調子が上がらなかったアンソニー・エドワーズをチームで支え、20分以上出場時間のあった6人が全て2桁得点を記録している!


MINFG3PTFTOREBDREBREBASTSTLBLKTOPF+/-PTS
ジェイデン・マクダニエルズ407-103-46-7426121041223
ルディ・ゴベア363-70-07-9279112361013
カール・アンソニー・タウンズ398-141-66-621012221351023
マイク・コンリー393-103-51-2178420021410
アンソニー・エドワーズ446-242-102-2088720121116
ナズ・リード224-71-42-222410201-511

これを受けてデンバー・ナゲッツのニコラ・ヨキッチはティンバーウルブズのロスター構成を言及、ロールプレイヤーの活躍まで賞賛のコメントを残している。

ああそうだ。彼らは僕らを打ち倒すために構築されたチームだと思っているよ。

彼らは2人のオールスター、2人のオールディフェンシブ・ファーストチームの選手、そしておそらくNBAで最も過小評価されている選手であるマイク・コンリーがいる。

彼のことは大好きだ。彼はとてもいいよ。

ニコラ・ヨキッチ

ヨキッチの言うようにマイク・コンりーのこのシリーズの活躍は素晴らしく、特に直近3試合は平均12.7得点、6.0アシスト、3ポイントを50%の精度で毎試合3本沈めながら、なんとターンオーバーは0本となっている!

トドメの一撃

チームスタッツを見ればその勝敗はロールプレイヤーを含むチーム力に差が出たような結果となったが、ピンポイントで勝敗を決したプレーはルディ・ゴベアが第4Q残り7分45秒に見せたターンアラウンドフェイダウェイだったのかもしれない。

ティンバーウルブズ内でもこのジャンパーには驚きを隠せなかったようでアンソニー・エドワーズとカール・アンソニー・タウンズは以下のようにコメントを残し、この試合での勝利を確信したとしている。

カンファレンスファイナル

カンファレンスファイナルはルカ・ドンチッチ率いるダラス・マーベリックスと時代のNBAの顔をかけた大勝負とも言える組み合わせだ。

ともに勝負強さを見せているこの2チームのどちらが勝ち上がりファイナル進出の栄光を掴むのか?

注目のウェスタンカンファレンスファイナル1回戦は5月23日9:30ティップオフ!

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