開幕15連勝という素晴らしいスタートダッシュを切っているクリーブランド・キャバリアーズがパワーランキング1位を2週連続で獲得することとなった。
しかしながら、日本時間11月20日(水)。昨年王者ボストン・セルティックスとの試合で初の黒星をつけることとなった。
Week5
昨週に引き続きクリーブランド・キャバリアーズとゴールデンステイト・ウォリアーズが東西の1位の座についた形で1週間を過ごしている!
順位 | Team Name | OffRtg | DefRtg | NetRtg | 先週順位 |
1 | クリーブランド・キャバリアーズ | 122.1 | 110.7 | 11.5 | 1 |
2 | ゴールデンステイト・ウォリアーズ | 118.4 | 107.9 | 10.5 | 2 |
3 | オクラホマシティ・サンダー | 114.1 | 102.4 | 11.7 | 3 |
4 | ボストン・セルティックス | 121.4 | 111.2 | 10.2 | 4 |
5 | ヒューストン・ロケッツ | 114.1 | 105.4 | 8.7 | 12 |
6 | ミネソタ・ティンバーウルブズ | 114.5 | 111.7 | 2.8 | 7 |
7 | ダラス・マーベリックス | 114.8 | 111.0 | 3.8 | 11 |
8 | デンバー・ナゲッツ | 113.7 | 113.4 | 0.3 | 6 |
9 | ロサンゼルス・レイカーズ | 117.7 | 116.9 | 0.7 | 13 |
10 | メンフィス・グリズリーズ | 115.4 | 108.6 | 6.8 | 8 |
11 | サクラメント・キングス | 116.3 | 112.6 | 3.7 | 9 |
12 | フェニックス・サンズ | 112.3 | 113.4 | -1.1 | 5 |
13 | ニューヨーク・ニックス | 119.7 | 115.5 | 4.1 | 15 |
14 | オーランド・マジック | 108.3 | 103.5 | 4.9 | 17 |
15 | インディアナ・ペイサーズ | 112.9 | 116.1 | -3.2 | 10 |
16 | ロサンゼルス・クリッパーズ | 111.0 | 110.7 | 0.3 | 14 |
17 | デトロイト・ピストンズ | 110.1 | 110.4 | -0.3 | 23 |
18 | マイアミ・ヒート | 112.7 | 113.7 | -1.0 | 16 |
19 | サンアントニオ・スパーズ | 110.2 | 111.8 | -1.6 | 21 |
20 | アトランタ・ホークス | 111.9 | 116.0 | -4.1 | 20 |
21 | ブルックリン・ネッツ | 114.3 | 117.1 | -2.8 | 18 |
22 | ポートランド・トレイルブレイザーズ | 106.8 | 113.4 | -6.6 | 27 |
23 | シャーロット・ホーネッツ | 109.5 | 114.5 | -5.0 | 22 |
24 | シカゴ・ブルズ | 109.3 | 116.9 | -7.7 | 19 |
25 | ミルウォーキー・バックス | 110.9 | 113.6 | -2.7 | 24 |
26 | フィラデルフィア・セブンティシクサーズ | 105.7 | 113.9 | -8.1 | 25 |
27 | ニューオーリンズ・ペリカンズ | 108.3 | 117.2 | -8.9 | 28 |
28 | トロント・ラプターズ | 110.6 | 117.4 | -6.8 | 26 |
29 | ユタ・ジャズ | 107.4 | 118.5 | -11.1 | 29 |
30 | ワシントン・ウィザーズ | 106.3 | 118.8 | -12.5 | 30 |
- オフェンシブ・レーティング (OffRtg): チームが100回のポゼッション(攻撃の機会)ごとに得点する平均得点数
- ディフェンシブ・レーティング (DefRtg): チームが守備をする際に、100回のポゼッションごとに相手チームに許した平均得点数
- ネット・レーティング (NetRtg): オフェンシブ・レーティングからディフェンシブ・レーティングを引いた数値
東の頂上対決
開幕から15連勝とフランチャイズレコードを更新していたクリーブランド・キャバリアーズ。
16連勝を記録したのはNBA史上ゴールデンステイト・ウォリアーズの2014年の記録に次ぐ2チーム目となるかという重要な試合が行われた!
"Something special is happening here in the city of Cleveland."
— NBA (@NBA) November 19, 2024
Tonight… @cavs can become the second team EVER to start 16-0.
🏆 CLE-BOS | East Group C | 7pm/et | TNT pic.twitter.com/zAPEMZRTfs
そんなキャバリアーズを迎えうつは昨シーズンの覇者ボストン・セルティックスだった!
現在パワーランキング4位につけながらも安定したプレーで勝ち星を重ねており、まさにイースタンカンファレンスのファイナルの結果を占うカードとなっている。
その重要な試合で奮起したのがジェイソン・テイタムだった!
アンクルブレイクからのブザービータースリーを沈めるジェイソン・テイタム👌
— NostaljyA -Basketball info. (@NostaljyA_) November 20, 2024
38分出場
33得点
12リバウンド
7アシスト
2スティール
今季負けなしのキャブスに初黒星をつけたのはやはり昨年王者🍀#differenthere 120-117 #LetEmKnow
pic.twitter.com/m3KWdpquC3
結果として120−117の1ワンポゼッション差の試合となったが、第1Qの残り11分42秒から一度もリードを譲ることなくボストン・セルティックスが勝利を収めた。
しかしながら、キャバリアーズはこの敗戦をバネに更なる飛躍を狙っているのかもしれない。
試合後のインタビューの中でクリーブランド・キャバリアーズのエースであるドノバン・ミッチェルが以下のようなコメントを残しているとアメリカのスポーツメディアESPNが報じている。
これはただのテストで、重要なテストだ。
勝っても負けても引き分けても、ただのテストさ。
勝って学びたいのは当然だが、今夜は負けた。
でも、後半戦の良かったところから得られるものはたくさんあるし、前半戦から学んでもっと良くなることもたくさんあると思っているよ。
なお、開幕15連勝以上を記録しているのは史上4チーム目の快挙となっており、今シーズンのキャバリアーズ以外のチームは勢いそのままにNBAファイナルの舞台まで進んでいる。
そのことからもキャバリアーズが今シーズン東の代表となる可能性も未だ十分考えられるシナリオと言えるだろう。
2015-16 ゴールデンステイト・ウォリアーズ(24連勝)
2024-25 クリーブランド・キャバリアーズ(15連勝)
1993-94 ヒューストン・ロケッツ(15連勝)
1948-49 ワシントン・キャピトルズ(15連勝)
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