引退声明
日本時間9月27日(金)。デリック・ローズは自身のインスタグラムにて以下投稿を行なった。
この引退声明の内容の全文訳は以下の通りとなっている。
ありがとう、私の初恋 あなたはいい時も悪い時も私を信じてくれた。
愛の本当の意味を教えてくれた。コートを私の聖域に、自由に自分を表現できる家に変えてくれた。
朝早くから夜遅くまで、汗を一滴も無駄にすることなく一緒に過ごした。
あなたは、私がいつもあなたを頼りにしていること、疑心暗鬼になる瞬間にも、私に何ができるかを示してくれることを思い出させてくれた。
シカゴ出身の子供には想像もできなかったような新しい場所や文化を教えてくれた。
あなたはすべての負けが教訓であり、すべての勝利が感謝する理由であることを教えてくれた。
試合だけでなく、人生、規律、努力、忍耐についての知恵を与えてくれた。情熱は大切にすべきものであり、すべてのドリブル、すべてのシュート、すべてのプレーに心を注ぐことを私に教えてくれた。世界が私を敵視しているように見えたときでさえ、あなたは私のそばにいてくれた。
あなたは私に贈り物をくれた。一緒に過ごした時間は、私の残りの日々にとって大切なものだ。
さよならを言っても大丈夫だと言ってくれた。
人生がどこに行こうとも、あなたはいつも私の一部だと安心させてくれた。
Forever yours,
Derrick Rose
次の人生のチャプターでは、夢を追いかけ、自分の成長を分かち合いたい。
— NostaljyA -Basketball info. (@NostaljyA_) September 26, 2024
真の成功は、自分が創造した存在になることから生まれると信じているし、バスケットボールを超えた自分を世界に見せたいんだ。
−デリック・ローズ
pic.twitter.com/jwSoXSpl2a
キャリアスタッツ
16年のキャリアにおける平均スタッツは以下の通りとなっている。
GP | MIN | FG% | 3P% | FT% | REB | AST | BLK | STL | PF | TO | PTS | |
デリック・ローズ | 723 | 30.5 | 45.6 | 31.6 | 83.1 | 3.2 | 5.2 | 0.3 | 0.7 | 1.2 | 2.4 | 17.4 |
また、受賞歴については以下の通りだ。
- NBAシーズンMVP (2011)
- NBAオールスター (2010-2012)
- オールNBAファーストチーム (2011)
- NBA新人王 (2009)
- NBAオールルーキーファーストチーム (2009)
- オールアメリカンサードチーム (2008)
The kid from Englewood turned into a Chicago legend. pic.twitter.com/7242npXkRU
— Chicago Bulls (@chicagobulls) September 26, 2024
上記のスタッツと受賞歴を加味した現在のデリック・ローズの殿堂入り確率は10.5%と言われており、我々ファンのインパクトに比べると比較的低い評価となっている。
もしローズが落選することになれば、シーズンMVPを受賞した選手として史上初めて殿堂入りを逃すことになる。
Derrick Rose finished his career with a 10.5% probability of making the Hall of Fame.
— Basketball Forever (@bballforever_) September 27, 2024
If Rose is snubbed he would be the first retired NBA MVP in history to not be inducted into the HOF. pic.twitter.com/G24f7QjYmW
これだけファンとフランチャイズに愛された選手であれば手心を加えていち早く殿堂入りの称号を与えてほしい!
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