【ECF決着】ジェイレン・ブラウンがMVP受賞!ペイサーズ敗戦も未来は明るい!

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2023−24シーズンのイースタンカンファレンスプレイオフトーナメントがついに完結!

レギュラーシーズンを圧倒的な成績で1位となったボストン・セルティックスがその勢いのままにインディアナ・ペイサーズをスウィープしカンファレンスを制しました!

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圧倒的な安定感でファイナル進出!

イースタンカンファレンスファイナルの舞台でスウィープという素晴らしい結果を残したボストン・セルティックスですがここまでの道のりも圧倒的だった。

なんとファイナル進出までの3ラウンド敗戦を喫したのはわずか2敗。

この結果についてアメリカスポーツメディアのESPNマイク・グリーンバーグはファイル進出を決めたチームの中で支配的な勝利を重ねたチームの第4位として今シーズンのセルティックスを評価している。

確かに、勝利してきたチームの主力選手の欠場が多かったという*もつく結果だという意見もあるかもしれないが、その中でもこの結果は賞賛に値するものだと言えるだろう。

  • 第1戦:ジミー・バトラー欠場
  • 第2戦:第4戦と第5戦のドノバン・ミッチェル欠場
  • 第3戦:第3戦と第4戦のタイリース・ハリバートン欠場

そんな圧倒的な勝利を積み重ねるチームを牽引したのはもちろんエースのジェイソン・テイタムだ。

カンファレンス最終試合でも36得点、10リバウンド、8アシスト、2ブロックを0ターンオーバーという素晴らしいスタッツを残してチームを勝利に導いている。

また、ジェイソン・テイタムはファイナルに進出を決定したチームの中で得点、リバウンド、アシストの3部門でチームハイを記録したNBA史上5人目の選手となっており、いかに彼がチームの勝利に貢献したかは一目瞭然だろう。

  1. ジェイソン・キッド(2002年)
  2. ティム・ダンカン(2003年)
  3. レブロン・ジェームズ(2012−15年)
  4. ニコラ・ヨキッチ(2023年)
  5. ジェイソン・テイタム(2024年)

カンファレンスファイナルMVP

そんな素晴らしい活躍を見せたジェイソン・テイタムがカンファレンスファイナルMVPを受賞するかと思われていたが、実際にその栄光を手にしたのは2Jaysとして同じくチームを牽引してきたジェイレン・ブラウンだった。

この受賞は第4戦のクラッチタイムのインパクトが大きい。

第4Q残り1分6秒でプレイオフに入り調子を格段にあげているアンドリュー・ネムハードのリムへのドライブをブロック!

さらに続くポゼッションではボールハンドラーとして試合を支配、デリック・ホワイトにボールを蹴り出し、残り41秒で勝ち越しとなる3ポイントシュートをお膳立てしている。

このプレーはセルティックス公式が選ぶプレイ・オブ・ザ・ゲームに選出されている。

なお、MVP投票結果ではわずか1票差で勝利を収めている。

シリーズ全体を見ると基本スタッツ部門でチームをリードするジェイソン・テイタムが受賞する予想が多かった中でのサプライズ受賞となったこのMVPだが、1番驚いていたのはジェイレン・ブラウン本人なのかもしれない。

試合後の会見にて以下のようにコメントを残している。

全く期待してなかったんだ。

こういう賞を勝ち取ったこともなかったしね。

試合に勝てただけでうれしいよ。

インディアナには敬意を表したい。

インディアナはいいチームじゃなかったとか、そんな風に思われているのは知っているけど、今シーズン対戦したどのチームよりもタフだったと思う。

フィジカルでスピードがあり、プレッシャーをかけてきた。だから彼らにエールを送りたいし、敬意を表したいんだ。

ジェイレン・ブラウン

なお、ジェイソン・テイタムとジェイレン・ブラウンのカンファレンスファイナルのスタッツは以下の通りだ。


MINFGFG%3PT3P%FTFT%REBASTBLKSTLPFTOPTS
ジェイソン・テイタム44.011.0-23.846.32.8-9.030.65.5-7.078.610.36.30.51.33.83.330.3
ジェイレン・ブラウン40.811.3-21.851.72.5-6.837.04.8-7.365.55.03.00.82.02.82.329.8
そんなジェイレン・ブラウンに神対応もらった自慢記事です!

ペイサーズの未来は明るい?

事実としてインディアナ・ペイサーズはスウィープされたが、ジェイレン・ブラウンが言うようにその試合内容はかなり素晴らしい結果となっていた。

特にラスト3試合は残り数分のところまで勝率90%以上を記録しており、セルティックスの終盤の勝負強さがなければこのシリーズの結果が逆転していた可能性すらある。

また、この過程を証明するように1984年シーズン以降のカンファレンスファイナルにおけるスウィープの得失点差は過去3番目に少ない記録となっている。

ペイサーズの未来を照らしているのはそれだけではなく、このシーズンで得た経験値の多さだ。

ざっとあげるだけでもこれだけの偉業を成し遂げシーズンを終えることに成功している。

  • インシーズントーナメント決勝進出
  • 2014シーズン以来のカンファレンスファイナル進出
  • タイリース・ハリバートンがオールスタースターター&ALL-NBA3rdチーム選出

残念ながらセルツの前に敗戦とはなったが指揮官リック・カーライルHCはペイサーズの選手たちに以下のように賞賛のコメントを送っている。

この試合を通じて、戦いのレベルはすさまじかった。

彼らは可能な限りすべてのポゼッションを獲得し、可能な限りどんな状況でも勝利するためにこの試合に臨んでいたんだ。

リック・カーライル

来シーズン以降のペイサーズの躍進は注目を集めることとなりそうだ!

コメント

  1. 匿名 より:

    本当に未来明るかったのウォリアーズくらいよな

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