日本時間5月19日(日)に行われたオクラホマシティ・サンダー対ダラス・マーベリックスのウェスタンカンファレンスセミファイナル第6戦!
最後の1秒まで1点差を争う激戦となったこの試合を制し、カンファレンスファイナルの舞台に駒を進めることとなったのはダラス・マーベリックスとなりました!
ベストDUO ルカイリー!
試合のほとんどの時間をオクラホマシティ・サンダーが主導権を握る展開となっていたが、第3Qのわずか4分24秒の間に15−2のランの怒涛の追い上げを見せる。
The Mavs went on a 15-2 run in 4:24 seconds 😮💨 pic.twitter.com/NpiVupDeTA
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そして迎えたゲーム終了のホイッスル!
117−116のわずか1点の差でダラス・マーベリックスが勝利!
MAVS IN 6!!!!@Chime // #OneForDallas #MFFL pic.twitter.com/vFUfReyDVA
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その勝利の立役者はなんといっても最強DUOとなったカイリー・アービングとルカ・ドンチッチ!
このDUOの素晴らしい記録をまとめていく。
まさにベストDUO🧸!
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カイリーは僕が成長するのを助けてくれたよ。ゲームを別の角度で見るということを教えてくれたんだ!
−ルカ・ドンチッチ
最終的にルカをオープンにさせることを考えていたよ
彼は闘いが好きなテディベアだ!
−カイリー・アービング#onefordallas
pic.twitter.com/EUurQNaYRk
クローズアウトゲーム14連勝
まず最初に紹介するのはカイリー・アービング!
Mr.クラッチとも呼ばれる勝負強さをこの試合でも見せたカイリーでしたが、彼にとってこの試合の勝利は始まる前から約束されたのかもしれない。
Mr. Clutch 👀 pic.twitter.com/j7q3oRj4Iu
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その理由はプレイオフの舞台でクローズアウトゲーム(3勝した状態で勝てばシリーズ勝ち上がりの試合)において無敗を誇る実績を持っているのだ!
今回のオクラホマシティ・サンダー戦の結果を経てその連勝記録は14連勝ということになった!
One game to advance to the next round of the playoffs?
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Call Kyrie Irving.
Closeout Ky is UNDEFEATED in games to clinch a playoff series! 🔥 pic.twitter.com/Vzza9mzbSV
拮抗した試合展開の多いがマブスに3勝を許したチームは通常以上に追い詰められていることになるかもしれない。
3試合連続トリプルダブル
そしてもう一人はマブスの顔ともいうべきルカ・ドンチッチ!
この試合でも45分間の出場時間でチームハイの29得点に加え、10リバウンド、10アシストと試合を支配する活躍を見せている!
Spinning & scoring 🎯 pic.twitter.com/paJReNqr9R
— Dallas Mavericks (@dallasmavs) May 19, 2024
このトリプルダブルはこのシリーズを通して3試合連続となっているが、これはプレイオフの舞台での連続記録として史上2番目に長い記録だ!
- 4試合連続
- ニコラ・ヨキッチ(2023シーズン優勝)
- ウィルト・チェンバレン(1967シーズン優勝)
- 3試合連続
- ルカ・ドンチッチ(現在記録更新中)
Most consecutive triple-doubles in the playoffs:
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4 — Nikola Jokic (Won 2023 Finals)
4 — Wilt Chamberlain (Won 1967 Finals)
3 — Luka Doncic (Active Streak) pic.twitter.com/bMYBkWLWLU
ウェスタンカンファレンスファイナルの舞台進出を決めることとなったが、このトリプルダブル記録もどこまで継続となるのかについても注目が集まりそうだ!
また、このルカ・ドンチッチの活躍について指揮官のジェイソン・キッドHCは以下のような称賛のコメントを残している
直近3年のうち、2シーズンで彼(ルカ)がそこ(カンファレンスファイナル)の舞台に導いているというのは信じられないことだ!
彼は世界最高の選手の一人だが、同時に彼が信頼しうるチームを手に入れたんだ。
ジェイソン・キッド
"It's incredible that he's [Luka] been there two out of the [last] three years… he's one of the best players in the world… he's got a team that he believes in."
— NBA (@NBA) May 19, 2024
Coach Kidd on Luka, DAL returning to the Western Conference Finals 💯#NBAPlayoffs presented by Google Pixel pic.twitter.com/KVO7JCQdB9
ルーキー1の出世頭 ライブリー
そんなルカ・ドンチッチが「彼がいなければこのシリーズでの勝利はあり得なかった」と言わしめたのこそ2023年ドラフトでダラス・マーベリックス入りを果たしたデリック・ライブリーⅡだ!
シーズン初戦からウェンバンヤマとの激闘を繰り広げたことも記憶に新しいが、その後完全にロスターに定着!
本日行われた第5戦でもベンチからの出場ながら30分間の出場時間の中でルカイリーと息のあったプレーを披露!
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結果として12得点、15リバウンドのダブルダブルを記録!
ルーキーがクローズアウトゲームにおいて10得点以上、15リバウンド以上を記録したのはなんと以下の3名のみとなっている!
- マジック・ジョンソン
- デイビッド・ロビンソン
- デリック・ライブリーⅡ
There have been three rookies with at least 10 points and 15 rebounds in elimination wins.
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Magic Johnson
David Robinson
Dereck Lively II
Rookie making an IMPRESSIVE first impression 💪
(via @StatsWilliams) pic.twitter.com/VXiAhG8ocB
さらに注目すべきはプラスマイナスのスタッツだ!
なんとゲームハイの+26を叩き出し、彼の存在がこの試合の勝敗に大きく貢献していたことは間違いない。
この活躍を受けてルカ・ドンチッチは試合後の会見でライブリーの存在に改めて感謝のコメントを残している!
プレーオフゲームで+26なんて正気の沙汰じゃない記録だ!
彼はルーキーにして素晴らしいポテンシャルを披露してくれたんだ。
Mavsが彼をドラフトしてくれてよかったよ。
ルカ・ドンチッチ
"+26 in a playoff game, it's insane man… I'm just glad the Mavs drafted him."
— NBA (@NBA) May 19, 2024
Luka Doncic with high praise for Mavs' rookie, Dereck Lively II 🤝#NBAPlayoffs presented by Google Pixel pic.twitter.com/JCqxTZjk8P
ルーキーながらマブスのインサイド問題を解決に導くデリック・ライブリーⅡ!
— NostaljyA -Basketball info. (@NostaljyA_) May 19, 2024
12得点
15リバウンド
3アシスト
±+26(ゲームハイ)
プレーオフゲームで+26なんて正気の沙汰じゃないな…
Mavsが彼をドラフトしてくれてよかったよ。
−ルカ・ドンチッチ#OneForDallas
pic.twitter.com/vUZOFVMQKM
ルーキー・オブ・ザ・イヤーの座はビクター・ウェンバンヤマが満場一致が勝ち取り、サンダーのチェット・ホルムグレンが2位の座についていたが、このプレイオフの舞台で最も輝いているのはデリック・ライブリーⅡだったという結果になりそうだ!
なお、カイリー・アービング、ルカ・ドンチッチ、デリック・ライブリーⅡのこの試合のスタッツは以下の通りとなっている。
MIN | FG | 3PT | FT | OREB | DREB | REB | AST | STL | BLK | TO | PF | +/- | PTS | |
カイリー・アービング | 42 | 9-23 | 4-10 | 0-0 | 0 | 2 | 2 | 3 | 0 | 0 | 4 | 3 | 2 | 22 |
ルカ・ドンチッチ | 45 | 9-15 | 4-6 | 7-7 | 0 | 10 | 10 | 10 | 2 | 0 | 7 | 4 | 7 | 29 |
デリック・ライブリーⅡ | 30 | 5-6 | 0-0 | 2-3 | 4 | 11 | 15 | 3 | 1 | 1 | 2 | 4 | 26 | 12 |
コメント
DJJにも触れてほしかった…
彼があの点数取らなければ負けてましたよ🥹
今回の試合は触れたい選手が多すぎて泣く泣くカットしてしまいました。。。
あのフェイダウェイはキッドが起こしてコートに戻すシーンまで含めて完璧でしたね!!!