日本時間5月15日(水)行われたミネソタ・ティンバーウルブス対デンバー・ナゲッツのカンファレンスセミファイナル第5戦!
この試合はキャリア3度目のシーズンMVPを受賞したニコラ・ヨキッチを祝うセレモニーから始まり、試合としても後半から流れを制したホームのデンバー・ナゲッツファン大盛り上がりの内容となった。
MVP授賞式
この試合の開始前に自身のキャリア3度目となるシーズンMVPを祝うセレモニーが行われた。
Yet again, etching his name in the history books 🏆 pic.twitter.com/QtEnQkbmad
— Denver Nuggets (@nuggets) May 15, 2024
アンセルフィッシュな選手としても名高く、あまり感情をひけらかすことのないヨキッチだが、ホームアリーナの熱狂的なファンの前での受賞は響くものがあったようで、インタビューの中で以下のように述べているとアメリカスポーツメディアのESPNが報じている。
チームメイトやコーチたちファンたちから感じられる愛を感じたよ。
僕の人生の中で忘れられない瞬間だ!
ニコラ・ヨキッチ
THE M.V.P. 🃏 pic.twitter.com/xs79qXfGy9
— Denver Nuggets (@nuggets) May 15, 2024
MVPとしての矜持
そんな最高潮な盛り上がりを見せるアリーナで輝いたのはやはり本日の主役ニコラ・ヨキッチだ!
この試合積極的にリムアタックする姿を見せたヨキッチは4度目のディフェンシブ・プレイヤー・オブ・ザ・イヤーに選ばれたルディ・ゴベアとも真っ向勝負で勝利!
前半こそ44−50と2ポゼッション差での試合展開となったが、第3Qだけで16得点を決めることに成功!
A 16-point third quarter 🃏
— Denver Nuggets (@nuggets) May 15, 2024
35 PTS / 5 REB / 12 AST pic.twitter.com/xIaGX1aeAC
続く、第4Qにおいても勢いは止まることを知らず、またもルディ・ゴベアの正面からステップバックのスリーポイントを沈め、まさにMVPとしての矜持を示し、40得点、13アシスト、7リバウンドのニアトリプルダブルにして0ターンオーバーを記録した!
プレイオフでの試合で40得点以上、10アシスト以上でターンオーバー0回という記録はクリス・ポール以来2人目の好記録だ!
3度目のMVP授賞式を自ら祝福したニコラ・ヨキッチ🃏
— NostaljyA -Basketball info. (@NostaljyA_) May 15, 2024
3連勝でシリーズ王手に!
40得点
13アシスト
7 リバウンド
0 ターンオーバー
MVPで最高の選手だと、この3試合で証明したんだ
特に、今夜は特別だったから彼に花をあげないとね
−アンソニー・エドワーズ#road2gold
pic.twitter.com/qlXx7xQtMc
このヨキッチの活躍にデンバー・ナゲッツの指揮官であるマイケル・マローンは以下のように称賛のコメントを残したとESPNが報じている。
ニコラがMVPに選ばれたのは、あの第2戦の敗戦の後だった。
そして、この3試合、彼は間違いなくこのゲームをプレーする最高の選手の一人である理由を皆に示したと思う。
マイケル・マローン
また、対戦相手としてコートに立ったジョーダンの再来とも言われるアンソニー・エドワーズもお手上げのようで、以下のようなコメントを残している。
ただ笑うしかできないよ。
怒れないんだ。彼は素晴らしい。
1試合目、2試合目の後にも言ったけど、彼はMVPだよ。
彼はNBAで最高の選手だ。
そして彼はこの3試合でそれを示した。
特に今夜の彼は特別だった。
彼に花を贈らなければならない。どうすればいいのかわからないよ。
アンソニー・エドワーズ
“I just laugh. That’s all I can do. I can’t be mad. He's good. I said this after GM 1 & 2, he’s the MVP. He’s the best player in the NBA. He showed it the last 3 games. … He was special tonight. I have to give him his flowers."pic.twitter.com/gpDaRwzglG
— Ballislife.com (@Ballislife) May 15, 2024
この勝利でシリーズ3勝目、王手としたデンバー・ナゲッツ。
このまま対処のわからないヨキッチがゲームを支配するのか?それともシリーズ1・2試合目に見せたティンバーウルブスの強烈なディフェンスが再び爆発するのか?
なお、第5戦におけるニコラ・ヨキッチとアンソニー・エドワーズのスタッツは以下の通りだ!
MIN | FG | 3PT | FT | OREB | DREB | REB | AST | STL | BLK | TO | PF | +/- | PTS | |
ニコラ・ヨキッチ | 41 | 15-22 | 2-3 | 8-9 | 0 | 7 | 7 | 13 | 2 | 1 | 0 | 2 | 21 | 40 |
アンソニー・エドワーズ | 44 | 5-15 | 1-5 | 7-8 | 0 | 4 | 4 | 9 | 1 | 0 | 4 | 2 | -12 | 18 |
プレイオフでヨキッチが活躍すればでてくるこの動画…
— NostaljyA -Basketball info. (@NostaljyA_) May 15, 2024
ヨキッチも血の滲むような努力をしているだろうにこうみえるのホントすごい…🃏
pic.twitter.com/QzehwELRb2
コメント