日本時間5月6日(月)に発表されたルーキー・オブ・ザ・イヤーでビクター・ウェンバンヤマが受賞!
今シーズンなりものいりでNBA入りし、シーズン中盤にはチェット・ホルムグレンやハイメ・ハケスJr.などライバルの台頭もありましたが無事に受賞することとなりました!
ルーキー・オブ・ザ・イヤー
メディア投票による1位の投票99票すべてを獲得し満場一致でのNBAルーキー・オブ・ザ・イヤーとなったビクター・ウェンバンヤマ!
満場一致での受賞は2015-16シーズンのカール・アンソニー・タウンズ以来の結果だ!
Victor Wembanyama received all 99 first-place votes from a media panel, making him the first unanimous NBA Rookie of the Year since Karl-Anthony Towns in the 2015-16 season. pic.twitter.com/cWcjdXRrUD
— NBA Communications (@NBAPR) May 6, 2024
アメリカのスポーツライセンスのアパレル商品・グッズのFanaticsはこの受賞を記念した動画を投稿!
動画の中ではレブロン・ジェームズ、アレン・アイバーソン、パウ・ガソルといった歴代のスターたちからの受賞を祝福する映像が!
3分30秒ありますがとてもいい動画なのでぜひご覧ください!
We figured a historic rookie season deserved some historic Rookie of the Year surprises. Congrats, @Wemby. #ROTY #PorVida #NBA pic.twitter.com/WqiuRCTdKZ
— Fanatics (@Fanatics) May 6, 2024
そんな満場一致のルーキー・オブ・ザ・イヤーに輝いたビクター・ウェンバンヤマだが、これで慢心することはなさそうだ。
受賞後に以下のコメントを残し、22勝60敗でウェスタンカンファレンス14位となってしまったスパーズ再建に向けてすでに目線を合わせているようだ。
どんなときでも、自分がベストな状況にいないと思ったことはない。もちろん、プレーオフに進めたかったし、60試合も負けたくなかった。
でも、今がつらいのと同じくらい、それ(チームの再建)が長期的なものだとわかっている。
チームメイトを100%信頼しているし、プロジェクトも信頼している。
だから、本当に自信があるんだ。
ビクター・ウェンバンヤマ
ROYがついに決定👽
— NostaljyA -Basketball info. (@NostaljyA_) May 6, 2024
【累計スタッツ】
71試合出場
1,522得点
755リバウンド
274アシスト
254ブロック
常に自分が最高の状況にいると思うよ。
再建は長期的だと理解しているし、プロジェクトも信頼している。
だから、本当に自信があるんだ。
−ビクター・ウェンバンヤマ
pic.twitter.com/M1d2XaZ2vL
ウェンバンヤマの記録
ウェンバンヤマの所属するサンアントニオ・スパーズは過去3人ドラフト全体1位指名がいるが、これで3人中3人がルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得したこととなった。
Victor Wembanyama, Tim Duncan, David Robinson…
— NBA (@NBA) May 7, 2024
All three Spurs #1 overall draft picks.
All three named Kia NBA Rookie of the Year.
Wemby joins legendary @spurs company with his #KiaROY! pic.twitter.com/P7dPVPPDfo
また、今シーズのウェンバンヤマの残したスタッツ記録は以下の通りだ!
- 30分未満の出場時間で平均20得点以上、10リバウンド以上、3ブロック以上を記録
- 1シーズンに1,500得点、250ブロック、100本以上のスリーポイント成功を記録
- 1ゲームで30得点以上、15リバウンド以上、5アシスト以上、5ブロック以上、5本以上の3P成功を記録
- ルーキーとして1992−93シーズンぶりにブロックとスティールの合計が300回以上を記録
- スパーズルーキーとして初めて35得点以上、15リバウンド以上、5アシスト以上を記録
A historic first season for the unanimous #KiaROY, Victor Wembanyama! 👽 pic.twitter.com/XGfDjMQxKk
— NBA (@NBA) May 7, 2024
2冠の可能性
ビクター・ウェンバンヤマはもう一つディフェンシブ・オブ・ザ・イヤーの最終候補となっており、史上初のルーキー・オブ・ザ・イヤーとの2冠王の期待が寄せられていた。
The #KiaDPOY will be ANNOUNCED TONIGHT!
— NBA (@NBA) May 7, 2024
TNT to announce the winner of the 2023-24 Kia NBA Defensive Player of the Year during tonight's pregame coverage at 6:30pm/et (prior to Cavaliers/Celtics Game 1). #NBAAwards pic.twitter.com/oqWWJ878vc
結果としては、現在プレイオフでも圧倒的なディフェンス力を見せているミネソタ・ティンバーウルブズのルディ・ゴベアが受賞、ウェンバンヤマは2位ということとなった。
The complete voting results for the 2023-24 Kia NBA Defensive Player of the Year. pic.twitter.com/SpApbyUUw2
— NBA Communications (@NBAPR) May 7, 2024
単純にスタッツを見ればウェンバンヤマの方が高くこの受賞に疑問符をつける声も上がっているようだが、リーグ1位のディフェンシブレーティングを誇る108.4点を要となっているプレイヤーだという点も評価ポイントとなっているのだろう。
Victor Wembanyama's stats compared to Rudy Gobert's proved he was a true DPOY candidate in his ROOKIE season 😤 pic.twitter.com/q8zfC37zla
— Basketball Forever (@bballforever_) May 8, 2024
ゴベアにとってはリーグ記録に並ぶ4度目のディフェンシブ・オブ・ザ・イヤーの受賞となっている。
昨日パパになったばかりのルディ・ゴベアが4度目のDPOYを獲得🖐️🖐️🖐️🖐️
— NostaljyA -Basketball info. (@NostaljyA_) May 7, 2024
チームワークだ!
私たちは個々の賞を好む。それは素晴らしいことだが、一人で勝つことはできないんだ!
−ルディ・ゴベア
pic.twitter.com/17WjR6x5fI
なお、ビクター・ウェンバンヤマとルディ・ゴベアの2023−24シーズンのスタッツは以下の通りだ!
GP | MIN | FG% | 3P% | FT% | REB | AST | BLK | STL | PF | TO | PTS | |
ビクター・ウェンバンヤマ | 71 | 29.7 | 46.5 | 32.5 | 79.6 | 10.6 | 3.9 | 3.6 | 1.2 | 2.2 | 3.7 | 21.4 |
ルディ・ゴベア | 76 | 34.1 | 66.1 | 0.0 | 63.8 | 12.9 | 1.3 | 2.1 | 0.7 | 3.1 | 1.6 | 14.0 |
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