2023−24シーズンから採用された新ルールのインシーズントーナメントがついに完結!
決勝の舞台に立ったのはイースタンカンファレンスを勝ち抜いたインディアナ・ペイサーズとウェスタンカンファレンスを勝ち上がってきたロサンゼルス・レイカーズが激突しました!
初代王者はレイカーズ!
そんな大盛り上がりのインシーズントーナメント決勝はロサンゼルス・レイカーズがペイサーズを123−89で破り勝利!
記念すべき初代チャンピオンのトロフィーを獲得しました!
Lift that Cup! pic.twitter.com/WS1EtTHblp
— Los Angeles Lakers (@Lakers) December 10, 2023
リーグ1位平均128.4得点というオフェンス力を持って今シーズンのタイトルコンテンダーであるセルティックスやバックスとの直接対決を制して快進撃を見せたペイサーズでしたが、決勝の舞台では大黒柱のマイルズ・ターナーがわずか25分でファールアウト。
さらに自慢のオフェンスも109得点と平均を大きく下回る結果となっています。
しかしながら、この若きチームが得た経験は何にも変えられないものになったと言えるでしょう!
Great game, @Pacers 🤝 pic.twitter.com/DbEE6xnx9j
— Los Angeles Lakers (@Lakers) December 10, 2023
ペイントエリアを蹂躙!
決勝の舞台で大きく差をつけた勝利となったレイカーズですが、その勝因はなんといってもその圧倒的なまでのペイントエリアの支配力でした!
チームとしても得点、リバウンド、ブロックの全てでペイサーズを圧倒!
ペイサーズ | レイカーズ | |
ペイントエリア得点 | 44 | 86 |
リバウンド | 32 | 55 |
ブロック | 7 | 10 |
その原動力となったのはなんといってもアンソニー・デイビスの活躍!
この試合アンソニー・デイビス3ポイント0本にして41得点、20リバウンド、5アシスト、4ブロックを記録とまさにアンストッパブル!
ペイントエリアを支配しインシーズントーナメント決勝でキャリア5度目の40-20を達成!
— NostaljyA -Basketball info. (@NostaljyA_) December 10, 2023
41得点
5アシスト
20リバウンド
4ブロック
ぼくらのエナジーと集中力は非常にずば抜けていたね
−アンソニー・デイビス#LakeShow
pic.twitter.com/N8qiVEgJ2v
そしてチーム全体に勢いをもたらしたのはもちろん”KING”レブロン・ジェームズ!
前半にファールがかさばるなど良い入りだとは決していえない中でしたが、最終24得点、11リバウンドのダブルダブルまでスタッツを上げてきたのは流石の一言!
さらに試合の終盤にはこのとんでもないダブルクラッチからのダンクまで披露!
この人間も無く39歳なんですが、衰えという言葉は未だに感じない!!
Know it was crazy when you get that reaction from Dr. J 🔥 pic.twitter.com/mJjER4eV8c
— Los Angeles Lakers (@Lakers) December 10, 2023
この衰え知らずの大ベテランに優勝を阻まれたペイサーズのエースであるタイリース・ハリバートンは試合後のインタビューで以下のようにコメントを残しました!
みんな(負けたら終わりの)NCAAトーナメントのようだと言う。
でも、ああいう試合の後、ロッカールームに座っていると、
”クソッ、あいつらは卒業しねぇな “って気分になるね。。
タイリース・ハリバートン
なお、アンソニー・デイビスとレブロン・ジェームズのインシーズントーナメント決勝戦のスタッツは以下の通りになります!
MIN | FG | 3PT | FT | OREB | DREB | REB | AST | STL | BLK | TO | PF | +- | PTS | |
アンソニー・デイビス | 41 | 16-24 | 0-0 | 9-13 | 5 | 15 | 20 | 5 | 0 | 4 | 4 | 2 | 13 | 41 |
レブロン・ジェームズ | 35 | 10-21 | 0-1 | 4-5 | 1 | 10 | 11 | 4 | 2 | 0 | 6 | 5 | 19 | 24 |
Tyrese Haliburton: "We're sick … they outplayed us, it's frustrating. It's funny cuz it's like everybody says it has like the NCAA Tournament feel. But after a game like that and you're sitting in the locker room and you're like, 'Damn like, motherfuckers ain't graduating.'" pic.twitter.com/vk2zwoP63D
— Oh no he didn't (@ohnohedidnt24) December 10, 2023
初代MVP
記念すべき初代王者にして初代MVPはレブロン・ジェームズが受賞!
多くのアワードを持つレブロンのキャリアがまた一つ積み上げられることとなりました!
インシーズントーナメントの初代王者&MVPを獲得👑
— NostaljyA -Basketball info. (@NostaljyA_) December 10, 2023
毎年この時期にファンの熱気が下がっていたことを考えると、愛すべきバスケットボールの為にもこのトーナメントで全てを出し切る必要があったんだ!
−レブロン・ジェームズ#LakeShow pic.twitter.com/7yl9VNl7VT
優勝後のインタビューでレブロンは以下のようなコメントを残しているとアメリカのスポーツメディアであるESPNが報じています!
記録は破られるだろうが、決して破られることのないもののひとつは、最初に何かを成し遂げることだ!
歴史的なフランチャイズ。
そしてここにいる面白くて、熱心で、競争心のある男たちの素晴らしいキャストとともにそれを成し遂げられるのは素晴らしいことだ!
レブロン・ジェームズ
レイカーズに残る不安要素
そんな素晴らしい優勝を成し遂げたレイカーズですが、この試合で大きな不安要素が明らかになる試合にもなりました!
それこそスリーポイントの不安定さ!
インシーズントーナメント決勝の舞台でも成功率15.4%にして成功本数はわずか2本、、
ペイサーズ | レイカーズ | |
スリーポイント | 10-41 | 2-13 |
スリーポイント成功率 | 24.4 | 15.4 |
2023−24シーズン平均でも10.2本とリーグ最下位となっています!
今回の試合のようにインサイドが制圧できれば問題ないともいえますが、現代バスケットボールにおいてこの成功本数はあまりにも心許ない。。
八村塁は秘密兵器になり得るか?
そんなレイカーズの秘密兵器となり得る可能性を秘めているのが我らが八村塁!
インシーズントーナメント決勝の舞台こそ9分間の出場時間にして0得点に終わることとなってしまいましたが、23−24シーズンにおける3ポイントの成功率は40.2%!
これはレイカーズのロスターとしてレブロン・ジェームズの次に高い数値となっています!
鼻骨の骨折での手術など想定外の状況から調子が上がりきっていない八村塁ですが、オフシーズンに師匠レブロンと過ごした成果として、レイカーズの秘密兵器として!を今こそそのポテンシャルが求められてきそうです!
八村塁の3ポイントの個人ワークアウト!
— NostaljyA -Basketball info. (@NostaljyA_) August 21, 2023
…かと思いきや最後に見切れるレブロン!!
史上最高に豪華な練習風景だった。。😳!
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