2023年ドラフト全体1位指名にしてレブロン・ジェームズ以来の逸材との呼び声高いビクター・ウェンバンヤマ!
期待値の高さからその初プレーに多くの注目が集まっていましたが、その結果は満足のいくものではなかったのかもしれません。
記念すべき初得点
日本時間7月8日(土)に行われたサンアントニオ・スパーズ対シャーロット・ホーネッツとの試合がウェンバンヤマのサマーリーグデビューとなりました!
スタメンで出場すると早速企画外の高さ、ウィングスパンの広さを活かしたブロック
ハンドリング能力からのボールプッシュそして自分の引力を活かしたアシストを披露!
ブロック
— NostaljyA.space (@NostaljyA_) July 8, 2023
↓
ポールプッシュ
↓
アシスト
226.1センチのプレーじゃない。。👾#NBASummerLeague
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さらに第1Q残り7分4秒には待望の初得点を記録!
記念すべきウェンバンヤマのスパーズ初得点はペイントエリアでのアンドワンとなりました!
ウェンバンヤマがスパーズのユニフォームに身を包んでの初得点はペイントエリアでのアンドワンとなりました!#NBA2KSummerLeague
— NostaljyA.space (@NostaljyA_) July 8, 2023
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その後も3ポイントを放つ際にファールを獲得し4点プレーをデザインするなど要所で目立つ活躍を見せています!
Victor Wembanyama 3-pointer plus the foul; 4-point play; Summer League pic.twitter.com/iV9g7ieRoq
— Oh no he didn't (@ohnohedidnt24) July 8, 2023
最終スタッツ9得点、8リバウンド、5ブロックのニアダブルダブルで試合を終えました!
ほろ苦デビューとコメント
しかしながら、異常なほどの期待値を背負うウェンバンヤマにとって今回の活躍では自他ともに満足のいくものではなかったのかもしれません!
緊張もあってかどこか硬さのあったプレーでフランスリーグ時代であればイージーに決め切っていたであろうリムアタックでの痛恨のミス!
Oh no Wemby 😂 pic.twitter.com/QSADcvtICm
— ClutchPoints (@ClutchPointsApp) July 8, 2023
さらには2021年ドラフト全体19位指名でNBA入りし、キャリア3年目を迎えるカイ・ジョーンズからは洗礼となるようなポスタライズまで食らうことに!
KAI JONES POSTER ON WEMBY 😱
— Bleacher Report (@BleacherReport) July 8, 2023
(via @NBA)pic.twitter.com/ShnhTOQEvt
劇的なデビューが期待されていただけにウェンバンヤマ自身も今回の結果について納得のいっていない様子で、試合後のインタビューにおいて以下のように反省のコメントを残していました。
コートで何をしているのかよくわからなくなっていた。
次の試合に向けてこれから学んでいこうと思ってるよ。
重要なことは(レギュラー)シーズンに備えることだ!
ビクター・ウェンバンヤマ
要所でいいプレーは見せながらもほろ苦いサマリデビュー
— NostaljyA.space (@NostaljyA_) July 8, 2023
27分出場
9得点(FG 2/13)
8リバウンド
5ブロック
3アシスト
コートで何をしているのかよくわからなくなっていた。これから学んでいこうと思ってるよ。
−ビクター・ウェンバンヤマ#NBASummerLeague
pic.twitter.com/Xg6DGQy4C0
スタッツが伸びなかった要因
今回の試合でウェンバンヤマのスタッツが伸びなかった要因として考えられるのが、前述の通り本人自身のプレーにまだ硬さが見られたことが考えられますがそれ以外にも以下のような要因が考えられそうです!
アシスト数の伸びなさ
そしてもう一つがホーネッツからの徹底マークがあったことが考えられます!
特にペイントエリアにおいては常にホーネッツのディフェンスの目がウェンバンヤマに向き、複数枚のマークに囲まれることが見られました!
Wemby in the post 😂 😳 pic.twitter.com/vkZiCUX23H
— Bleacher Report (@BleacherReport) July 8, 2023
今回は若手中心のショーケースであるサマーリーグということもありそういったシュチュエーションからパスを共有することでアシストが増えることもそこまで増えることはありませんでした。
しかしながら、今後ロスターメンバーを組むことで自身の引力を活用してパスを供給、アシストを伸ばすことができるようになればマークを散らし、イージーにリムに向かうことができるはず!
もしかするとウェンバンヤマが目指すべきは、ティム・ダンカンではなく2023シーズンファイナルMVPのニコラ・ヨキッチのような存在なのかもしれません!
フィジカル面
また、もう一つの要因としてはやはりフィジカルの弱さ!
ローポストにおいてボールを受け取った際に押し込み切ることができず結果ターンオーバーを引き起こすこととなっています。
Brandon Miller with the defense on Victor Wembanyama. 🔒
— Hoop Central (@TheHoopCentral) July 8, 2023
pic.twitter.com/2igjqez0xr
ディフェンダーが身長206 cm(ウィングスパン 216cm )であるブランドン・ミラーであるとはいえ、ウェンバンヤマとの身長差は20cm程度。
高さのミスマッチを十分に活かしきれないというのは今後ペイントエリアを生息地にしていくのであれば乗り越えるべき課題となりそうです!
スパーズ入団から早速肉体改造に臨んでいるという報道もある中どこまでフィジカル面で成長できるかは中長期的に見ていく必要がありそうです!
Wemby been working 💪 (via sandersfit_/IG) pic.twitter.com/H19XyP3IgD
— Overtime (@overtime) June 27, 2023
とはいえ、30分に満たないプレータイムにおいてダブルダブルに近いスタッツと5つのブロックを記録していると考えればギリギリ及第点のスタッツは残しながら課題を明確にできたとも考えれます!
本日のウェンバンヤマのスタッツは以下の通りになります!
MIN | FG | 3PT | FT | OREB | DREB | REB | AST | STL | BLK | TO | PF | +- | PTS | |
ビクター・ウェンバンヤマ | 27 | 2-13 | 1-6 | 4-4 | 0 | 8 | 8 | 3 | 0 | 5 | 3 | 4 | 4 | 9 |
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