圧倒的な戦力で2023シーズンを制しフランチャイズ初のファイナル制覇を成し遂げたデンバー・ナゲッツ!
すでにその視線は来シーズンの連覇、ひいては王朝を築いていくことに向いているようですがその野望を叶えるための準備があまりにも盤石でした!
本日はそんなナゲッツのチームケミストリーとコアメンバーの契約状況をまとめていきます!
チームケミストリー
ナゲッツが王朝を構築していくにあたってまず言及すべきはそのチームケミストリーの高さになります!
ファイナルのみならず、プレーオフを通じて最適解を出せるチームがなかったこのオフェンス!
It's the #NBAFinals ‼ Game two who you got ⁉#JrNBA pic.twitter.com/yOgRIZpBW6
— Jr. NBA (@jrnba) June 4, 2023
結果、オフェンシブレーティングはプレーオフダントツ1位の118.2を記録!
※2位はロサンゼルス・クリッパーズの116.3
加えて、アシスト数においてもプレーオフ3位の25.8を記録しています!
もちろん、ポイントセンターのニコラ・ヨキッチやファイナル3試合連続で10本以上のアシストを記録したジャマール・マレーの活躍も大きいですが、それを起点としたオフェンスが機能しているというのは間違いありません!
BACK-TO-BACK KCP TRIPLES.
— NBA (@NBA) May 2, 2023
Nuggets lead by 3 in Q4 ‼️
📺: TNT | Game 2 | DEN leads 1-0 pic.twitter.com/WttX335QnS
しかしながら、そのオフェンスを理解し実行しているロールメンバーもまたキーになっているはずです!
コアメンバーの契約状況
なんといってもそのコアメンバーたちの契約状況がナゲッツ王朝の建設の期待値を最大に高めている要因になります!
プレーオフやファイナルの舞台で主力として活躍した選手たちの契約状況は以下の通りになります!
年齢 | 2022-23 | 2023-24 | 2024-25 | 2025-26 | 2026-27 | 2027-28 | |
ニコラ・ヨキッチ | 28 | $33,047,803 | $46,900,000 | $50,652,000 | $54,404,000 | $58,156,000 | $61,908,000 |
ジャマール・マレー | 26 | $31,650,600 | $33,833,400 | $36,016,200 | |||
マイケル・ポーターJr. | 24 | $30,913,750 | $33,386,850 | $35,859,950 | $38,333,050 | $40,806,150 | |
アーロン・ゴードン | 27 | $19,690,909 | $21,266,182 | $22,841,455 | $22,841,455 | ||
クリスチャン・ブラウン | 22 | $2,808,600 | $2,949,120 | $3,089,640 | $4,921,797 | ||
ケンテイビアス・コールドウェル ポープ | 30 | $14,004,703 | $14,704,938 | $15,440,185 | |||
ブルース・ブラウン | 26 | $6,479,000 | $6,802,950 |
青字はプレイヤーオプション
緑字はチームオプション
なんといってもコアメンバーの年齢が全て20代!
特に2023のオフシーズンにスーパーマックス契約を結んだニコラ・ヨキッチの契約は2027−28シーズンまで続いており年々精度を高めているナゲッツの精度がさらに高くなっていく可能性が考えられます!
The Nuggets' core is young and under contract.
— Basketball Forever (@bballforever_) June 13, 2023
They could be SCARY for years to come 🤯 pic.twitter.com/mylltorFzd
王朝構築への懸念
王朝を築くにあたって最大の懸念はなんといっても主力メンバーの怪我に悩まされることでしょう!
直近王朝を築いていたゴールデンステイト・ウォリアーズの主力であったBIG3が怪我で離脱した2019-20シーズンは前年ファイナル進出したチームとは思えないリーグ最下位の15勝50敗という成績でシーズンを終えています!
特にナゲッツはセカンドオプションを務めるジャマール・マレーが左膝の十字靭帯断裂で長期離脱していたという事実があります。
今でこそその怪我の影響を感じさせないプレーを連発していますが、十字靭帯断裂の再発率は約20%とと言われており長期的な上昇軍団となっていくための不安要素となり得そうです!
マジック・ジョンソン以来のファイナルの舞台で3試合連続で10回以上のアシストを記録!
— NostaljyA.space (@NostaljyA_) June 8, 2023
45分出場
32得点
10リバウンド
10アシスト
これが僕の人生を賭けた仕事だ。
これが僕の人生でやりたかったことなんだ…。
−ジャマール・マレー#BringItIn #NBAFinals
pic.twitter.com/zXHrB7KBzX
またフランチャイズスターの3人目となり得るマイケル・ポーターJr.に関しても過去に3度の腰の手術を受けて経歴があり、この痛みがいつ再発するのか?という不安を抱えた中になります!
ヨキッチこそ大きな怪我のないキャリアを送っていますが、前述の通りサポートメンバーがいなければファイナルまでチームを勝ち進めるというのは非常に難しい課題となることは間違い無いでしょう!
果たして、ナゲッツはこの不安を解消し無事に王朝を築いていくことができるのか!
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