【CF GAME1】ナゲッツ完勝もレイカーズが最後に攻略の糸口を見つける!

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日本人初のカンファレンスファイナル進出を決めた八村塁!

対するデンバー・ナゲッツのエースであるニコラ・ヨキッチのアンサーとしての活躍が期待されていましたが、終盤にはある種期待通りの活躍を見せましたが、前半につけられたリードを取り返し切ることができず惜敗

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オフェンスで差をつけるナゲッツ

第1Qから試合のペースを掴んだのはデンバー・ナゲッツでした!

カンファレンスセミファイナル同様ニコラ・ヨキッチを中心としたオフェンスを展開!

レイカーズとしてもこのオフェンスに対応すべくアンソニー・デイビスをマッチアップさせますが、その上を行くのがヨキッチ!

インサイドを完全に制圧し、第1Qだけで8得点、12リバウンド、5アシストというとんでもないスタッツを記録!

特に12本取っているリバウンドのうち半分となる6本はオフェンスリバウンドを記録!

結果として前半だけで72−54と18点の差をつけ折り返しに入りました!

この前半の出来に対してレイカーズのヘッドコーチであるハムHCは以下のコメントを残しています!

最初に感じたのは、サイズの問題ではなく、機動性の問題ではないか…ということです。

複数の選手がただ立っているだけだったんです。

ダービン・ハム

最終的にヨキッチは34得点、21リバウンド、14アシストでトリプルダブルを達成!

これにより30得点以上、20リバウンド以上のトリプルダブルを複数回達成したNBA史上初の選手となりました!

ヨキッチへのアンサー

そんなアンストッパブルなニコラ・ヨキッチですが、それに対してレイカーズが示したアンサーこそ我らが八村塁のマッチアップ!

元々サイズやフィジカルの強さからヨキッチ対策の一つとして考えられていましたが、第4Qでついにその起用が開始!

ヨキッチに対して真っ向勝負を披露しました!

アンソニー・デイビスがマッチアップした際とスタッツを比較するとその効果は一目瞭然!

特に注目すべきはPts /Play(プレーごとの得点期待値)の値!

ADがマッチアップしている際には1.53点となっていますが、八村塁がマッチアップした際には0.67

と半分以下の数値まで落とすことに成功しています!

その結果、このマッチアップを採用した第4QにおけるヨキッチのFG成功率はなんと0/2の0%に抑えることに成功しています!

もちろん第4Qをフルに出場していたわけでないという前提もある中ですが、このゲームで12/17でフィールドゴールを決めているヨキッチのスタッツを考えると十分に八村塁のディフェンスが効果的だったということができるのではないでしょうか?

オフェンス面での存在感

また八村塁はオフェンス面でも非常に重要なインパクトを残しています!

これまでのプレイオフ同様にベンチから出場するとフィールドゴール成功率72.7%と相変わらずの効率の良さで得点を積み重ね28分間の出場時間で17得点を記録!

さらに、出場時間中の得点のプラスマイナスはチーム最高の+10を記録しています!

一方で、リバウンド数が0本と修正すべきポイントも明確になっていることも合わせて確認しておくべきでしょう!

残念ながら第1戦目は勝利を逃すこととなりましたが、第2試合では八村塁をスタメンに置いた構成で勝負をかけにくる可能性もありそうです!

第2試合は日本時間5月19日(金)朝9:30ティップオフです!

なお、第1戦目のヨキッチと八村塁のスタッツは以下の通りになります!


MINFG3PTFTOREBDREBREBASTSTLBLKTOPF+-PTS
ニコラ・ヨキッチ4212-173-37-8615211402541134
八村塁288-111-10-0000101041017

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