ウェスタンカンファレンス6位のゴールデンステイト・ウォリアーズと7位でフィニッシュしたロサンゼルス・レイカーズはともにアップセットを果たし、セカンドラウンドに駒を進めました!
レブロンとカリーの直接対決ということでファイナル並みの注目度の中で始まったシリーズですが、初戦から期待以上の戦い繰り広げ、結果レイカーズが117−112で初戦を制しました!
両者の強みのぶつかり合い!
ウェスタンカンファレンスセミファイナルの第1戦目は両チームの強みのぶつかり合いとなりました!
レイカーズはアンソニー・デイビスを中心としたペイントエリア中心のオフェンスを展開し、ペイントエリア得点を54−28で圧倒!
さらに、そこから生じるフリースローでの得点も5倍となる25得点を記録しています!
対するウォリアーズは好調のスプラッシュブラザーズの3人を中心に39.6%の確率で21本のスリーポイントを沈めました!
結果としてはレイカーズが勝利しましたが、最後の最後までどちらに転んでもわからない好ゲームだったのは間違いありません!
ADの支配的な活躍!
前述の通り、レイカーズの中心となったのはアンソニー・デイビス!
43分間出場の中で30得点、23リバウンド、5アシスト、4ブロックというモンスタースタッツを記録!
AD. Is. Ballin. pic.twitter.com/eYo3CEFSEr
— Los Angeles Lakers (@Lakers) May 3, 2023
アリウープだけでなくジャンパーまで高精度に決めてくるADを止めるのはサボニスを止めてきたウォリアーズにも難しいようです!
アンソニー・デイビスが30-20-5を達成!
— NostaljyA.space (@NostaljyA_) May 3, 2023
プレーオフでのこのスタッツはレジェンドのダンカン以来の記録に!
43分出場
30得点
23リバウンド
5アシスト
4ブロック
アウェーでの第1戦を制しシリーズ1-0に!#LakeShow #LAKERSWIN
pic.twitter.com/8JFQANqsc8
プレーオフでの30-20-5はサンアントニオ・スパーズのレジェンド、ティム・ダンカン以來!
30-20の記録はレイカーズとしては同じくレジェンドのシャキール・オニールが2004シーズンに記録して以来の記録になりました!
好調スプラッシュブラザーズ!
一方のウォリアーズもファーストラウンドで調子の上がりきらなかったクレイ・トンプソンとジョーダン・プールが復調!
前回の試合で50得点を記録したカリーとともに21本というとんでもない本数の3ポイントの雨を降らせました!
JORDAN POOLE CUTS THE LEAD TO 3.
— NBA (@NBA) May 3, 2023
11-0 WARRIORS RUN 😱
2:37 REMAINS ON TNT. pic.twitter.com/4usJUGpznD
特に素晴らしかったのは第4Qラストの追い上げ!
最後はカリーがリロケートからの3ポイントで14−0のランで一気に112−112の同点まで追い上げます!
第4Qに14-0のランで一気に追い上げたウォリアーズ!
— NostaljyA.space (@NostaljyA_) May 3, 2023
最後はステフの6本目のスリーで土壇場で試合を振り出しに戻すも僅かに及ばず。。
38分出場
27得点(3P 6/13)
6リバウンド
3アシスト
それにしてもこの爆発力はとんでもない!!#DubNation
pic.twitter.com/wsQed5qR1T
残念ながらその後はレイカーズの追撃にあい敗戦となりましたが、間違いなく実力は拮抗していたと言えるでしょう!
レイカーズのアドバンテージ
ホーム戦で圧倒的な強さを誇るウォリアーズを初戦から打ち負かしたレイカーズですが、その強さの秘訣はチームの大黒柱であるレブロン・ジェームズの経験によるものが大きいのかもしれません!
ウォリアーズのヘッドコーチであるスティーブ・カーはレブロンについて以下のように評価しているようです!
レブロン・ジェームズがウォリアーズのオフボールアクションを診断し、予測する能力は、ほとんどの相手よりも優れている。
CLE-GSWの全盛期からメンバーは変わったが、傾向は残っているからね。
スティーブ・カー
その証拠として挙げられていたのがこちらのプレー!
Steve Kerr mentioned LeBron James’ ability to diagnose and anticipate the Warriors’ off-ball actions better than most opponents. Altered personnel from CLE-GSW heyday, but tendencies remain. Here are a few recent examples. pic.twitter.com/IDEPPzBH1k
— Anthony Slater (@anthonyVslater) May 2, 2023
少し前の映像にはなりますが、完全にレブロンがウォリアーズのボールムーブを読み切りスティールからのトランジションやオフェンスファールを誘発していることがわかります!
対してウォリアーズ目線で言えば、レブロンはいるとはいえこれまでの歴代のレブロンのチームとは全くもって別の選手と戦略でプレーしてくるということで1から対策を練る必要があるということになります!
ウォリアーズとしても新たなプレーブックがあるというのは間違い無いでしょうが、基本戦術という点では大きな変化はないためより大きなアジャストを求められることとなりそうです!
なお、第1試合でのAD、レブロン、およびスプラッシュブラザーズのスタッツは以下の通りになります1
MIN | FG | 3PT | FT | OREB | DREB | REB | AST | STL | BLK | TO | PF | +- | PTS | |
アンソニー・デイビス | 44 | 11-19 | 0-2 | 8-8 | 4 | 19 | 23 | 5 | 0 | 4 | 1 | 2 | 1 | 30 |
レブロン・ジェームズ | 40 | 9-24 | 1-8 | 3-4 | 2 | 9 | 11 | 4 | 0 | 3 | 4 | 0 | 1 | 22 |
ステフィン・カリー | 38 | 10-24 | 6-13 | 1-1 | 0 | 6 | 6 | 3 | 1 | 0 | 5 | 3 | -1 | 27 |
クレイ・トンプソン | 37 | 9-25 | 6-16 | 1-2 | 0 | 3 | 3 | 4 | 0 | 0 | 0 | 3 | 1 | 25 |
ジョーダン・プール | 30 | 7-15 | 6-11 | 1-1 | 0 | 0 | 0 | 6 | 1 | 0 | 0 | 5 | 7 | 21 |
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