【5min選手紹介】現代バスケの開拓者 ステフィン・カリー

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2021−2022シーズンがついに終結!

ゴールデンステイツ・ウォーリアーズが4年ぶりにファイナルの制覇を達成し大興奮の中幕を閉じた形となりました!

今回はそんな優勝チームのスタッツリーダーであるステフィン・カリーについて紹介していきます!

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ステフィン・カリー

3ポイントというこれまで「水モノ」とされていたプレーを安定した戦力へと昇華させ、インサイド主体だったNBAの戦術に確変をもたらしたカリー。

これまでに1シーズン当たりの3ポイント成功数402本(2015−2016シーズン)のNBA記録の他、プレーオフの3ポイント累積成功数561本(2022年6月19日時点)で歴代1位など偉大な記録を達成している彼ですが、これまでどんなキャリアを過ごしてきたのでしょうか?

NBAデビューまで

1988年3月14日生まれ
※元 NBA選手のデル・カリーを父にもつ
オハイオ州アクロンで生まれた病院では1984年12月30日レブロン・ジェームズが生まれている

2010年代に優勝を争っていた、カリーとレブロンが同じ病院出身というのは何か運命的なものを感じますね!

デイビットソン大学に進学しNCAAオールアメリカンのファーストチームに選ばれると、3年生終了のタイミングである2009年ドラフトにアーリーエントリー!

2009年のNBAドラフトにおいて、ゴールデンステート・ウォリアーズから全体7位指名を受けNBAデビューを果たしています!

当時はもう少し低い評価をされていたカリーでしたが、ウォーリアーズのヘッドコーチを務めていたドン・ネルソンが自信の教え子でラン&ガンでのオフェンスを体現したスティーブ・ナッシュのような才能を感じ取ったためと言われています!

なお、カリーはその後復学し、2022年デイビットソン大学を無事に卒業しています!

MVP級の活躍をしながら大学卒業の単位取るとか凄すぎる。。。

初優勝までの軌跡

デビュー1年目からプレータイムを得たカリーは、代名詞というべき3ポイントを43.7%の確率で成功させ、オールルーキーファーストチームに選出されています!

しかしながら今だからこそ、プレーオフ常連チームというイメージの強いウォーリアーズですが、カリーが入団した当初は6年連続でプレーオフを逃すなど低迷期にある状況でした。

そんな状況を打開したのが、2014-2015シーズンのこと。

現在もウォーリアーズのヘッドコーチを務めるスティーブ・カーの就任とカリーとクレイ・トンプソンからなる”スプラッシュ・ブラザーズ”の覚醒です!

このシーズンで1975年以来40年振りのファイナルの舞台に駒を進めると、この先幾度となく争うこととなるNBAのキング:レブロン・ジェームズが属するクリーブランド・キャバリアーズに勝利しチャンピオンとなります!

王朝設立〜現在まで

その後はウォーリアーズの顔として、2015シーズンから8年間で6回のファイナル進出!

うち4回のファイナル制覇を達成し、さらに2015シーズン・2016シーズンの2年連続MVPを受賞(2016シーズンは史上初満票MVP )し、まさに王朝の顔にふさわしい活躍と実績を積み重ねてきました。

しかしながら、その道は平坦ではありませんでした。

2018–19シーズンにファイナルで敗北してからの2年間は彼にとって最も苦しいシーズンであったと言えるでしょう。

王朝を築いたコアメンバーであるケビン・デュラントがブルックリン・ネッツに移籍。併せてアンドレ・イグダーラやリビングストンも契約終了。

”スプラッシュ・ブラザーズ”も怪我に苦しみ。2019–2020シーズンでは開幕4戦目で左手人差し指を骨折、結局シーズン通して5試合しか試合に出場できず、チームは15勝50敗のリーグ最下位。

続く2020−2021シーズンでようやく復帰を果たすも、チームの低迷を一気に解決することはできず、プレーイントーナメントでのライバルのレブロン率いるロサンゼルス・レイカーズとの激戦に敗北。

2年連続でプレーオフ進出を断たれます。

そうして迎えた2021−2022シーズン。

復帰したBIG3やイグダーラそして若手のジョーダン・プールらの台頭やこのシーズンで初のオールスタースターターの地位を獲得したアンドリュー・ウィギンズらと共に4年ぶりの優勝!

王朝の復興を果たすのでした!

個人記録

カリーの主な個人記録は以下のようになっています!

・NBAチャンピオン (2015, 2017, 2018, 2022)
・シーズンMVP (2015, 2016)
・ファイナルMVP (2022)
・ウェスタン・カンファレンスファイナルMVP (2022)
・オールスター出場 (2014-2019, 2021, 2022)
・オールスターゲームMVP (2022)
・NBA得点王 (2016, 2021)
・50-40-90クラブ (2016)
・75周年記念チーム (2021)

そんな彼が、唯一持っていなかったのがファイナルMVPの称号でした。

絶対的なスキルと実力を持ちながらもアンセルフィッシュで献身的なプレーもできるカリーを象徴しているとも言えますが、2022シーズンファイナルにて文句なしの活躍でついにそのトロフィーも獲得します!

また、2022シーズンのカリーの活躍は凄まじく辛口コメントで知られる元NBAオールスターで現在はコメンテーターのシャキール・オニールも以下のようにコメントしています。

彼はすでに歴代の中でもTOP10のプレーヤーだ!

同じくポイントガードで歴代最高と称されることの多いマジック・ジョンソンを称したトロフィーを受賞した経歴もあるカリー。

今後もさらなる活躍を積み重ねれば、満場一致で歴代最高のポイントガードである。という評価を得ることもできるでしょう!

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