ウェスタンカンファレンスのカンファレンスファイナル第2戦!
前回の試合の中でオフェンスを完全シャットアウトされていたダラス・マーベリックスがこの2日間のでどこまで修正してきているのか。
また、その修正に対しゴールデンステイト・ウォーリアーズがどのようなアンサーを見せるのか注目の1戦です!
前半でのダラスの3ポイント爆撃!
前半にゲームの流れを掴んだのはダラス・マーベリックス!
先日のフェニックス・サンズとのカンファレンスセミファイナルの第7戦を彷彿とさせるような、誰が打っても入る状態となり前半だけで27本の3ポイントを放ち、うち15本を成功させ成功率はなんと55.5%!
2Qのラスト20秒にはこの前半を象徴するかのようなルカのディープ3ポイントを成功!
LUKA DONCIC FROM DEEP TO END THE FIRST HALF.
— NBA (@NBA) May 21, 2022
HE’S GOT 24 ON TNT. pic.twitter.com/hFEI9cAobl
72−58とレギュラーシーズンまで通して最高の出来で前半を終えます!
一方のウォーリアーズは審判のコールやプレーでにヒートアップすることが多く安定した得意なリズムで試合を進めることができませんでした。
(テクニカルファウルに定評のあるドレイモンド・グリーンはしっかりテクニカルをもらいファールトラブルとなっています。。笑)
一番冷静だったのはヘッドコーチのスティーブ・カーでしょう!ハーフタイムのインタビューの中でダラスの3ポイントに対してのコメントを求められた際に以下のようにコメントしています。
試合の最後まであの確率で試合を終えることができたらダラスメンバーを労ってあげたいよ。
解説の佐々木クリスさんもおっしゃっていたように「3ポイントはナマモノ」であるというのを3ポイント主体で王朝を築いたウォーリアーズのヘッドコーチだからこそ理解している言葉なのでしょう!
後半での巻き返し
スティーブ・カーの予言が的中するかのように3Qのダラスの3ポイントの成功数が激減!13本中の2本の成功と見事な確率のぶり返しがしっかりと起こってします。。
ウォーリアーズはその間に着々と得点をを縮めていき、3Q終了のタイミングでブザービーターのダンクをスタメンセンターのケボン・ルーニーが決め1ポゼッション差に!
そして4Q最初の30秒でついにリードチェンジ!最大19得点差があったゲームをついにひっくり返します!
ルカ・ドンチッチの3ポイントやファールをもらう個人技、そしてジェイレン・ブランソンのドライブでどうにかダラスも対抗しますが、その他のメンバーがそれに続くことができずゲームセット!
試合を分けたチームスタッツ
前半で話題となった3ポイント成功率もウォーリアーズが28本中14本で50%、ダラスが45本中21本の46.7%と逆転されています!
そして何よりこの試合で差が出ていたチームスタッツこそペイントエリア得点です!
ウォーリアーズのペイントエリア得点が62得点だったのに対して、ダラスが30得点とダブルスコアとしています!
やはりダラスの攻め手が3ポイント偏重と前回の試合同様攻めあぐねているのがわかる数値となっています。
また、このペイントエリア得点の差には、GSWが3ポイントが得意なシューターでディフェンスを引きつけフリーのプレイヤーにパスを繋ぐというダラスがまだ到達できていないプレーを連発した結果と言えるでしょう!
このプレーの中で大爆発したのが3Qにブザービーターを決めたケボン・ルーニーです!
カンファレンスセミファイナルの舞台では22本のリバウンドを取るなど徐々に開花しつつあるルーニーがカンファレンスファイナルの大舞台でキャリアハイの22得点、12リバウンドのダブルダブル!
エースのステフィン・カリーも最終的には6本の3ポイントを含む32得点、8リバウンド、5アシストと隙のない勝利となりました!
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