ついに始まったイースタンカンファレンスの決勝戦!
イーストは順当にレギュラーシーズンの順位通り1位で勝ち上がりのマイアミ・ヒートと2位のボストン・セルティックスの対決です!
ゲーム前情報
まず第一に本ゲームはセルティックスのディフェンスの要であり今シーズンのディフェンス・オブ・ザ・イヤーのマーカス・スマートとインサイドからボールを展開できるアル・ホーフォードキーマンでの2名が休場という情報から始まりました!
また、彼らセルティックスはつい2日前に昨年のディフェンディング・チャンピオンのミルウォーキー・バックスとの7戦に及ぶシリーズを終えたばかりの満身創痍の状態で本日を迎えています!
対するヒートは、今期の得点王ジョエル・エンビート要するセブンティシクサーズに4勝2敗で危なげなく勝利!
ベテランポイントガードのカイル・ロウリーこそ怪我で休場となっていますが、他のメンバーの休養は十分と言える状況でした。
ゲームの進み
前半こそは、62対54でセルティックス優勢で試合を折り返しますが、後半に入りヒートが一気に逆転!
まさにセルティックスが息切れするのを狙っていたかの様に一気に点差を話していきました。
3Qだけを切り取って見てみるとセルティックスの得点はわずか14得点に対して、ヒートは39得点と25点の差をつけています!
その後、4Qに入り残り4分30秒でセルティックスも10点差まで詰める意地を見せるも118−107でゲームセット!ヒートが1勝目を挙げました!
先ほど意地で10点差まで縮めたとの表現をしましたが、44分間出場したエースのジェイソン・テイタムは後半わずかに3得点とヒートのディフェンスに完全に抑え込まれていることもあり、余裕のあるヒート側がセリティックスの主力に休む暇を与えないためにあえて点差をコントロールしたとも見える状況でした!
(真偽の程はわかりませんが笑)
ヒートの安定感
チームスタッツだけを見ていくとシュート成功率やリバウンド数、アシスト数などの主要スタッツはほぼ変わりなかった2チーム。
では、この試合の結果を分けた要因はなんだったのでしょうか?
まず第一に、目を引いたのは間違いなくヒートのエースであるジミー・バトラーのスタッツでしょう!
3ポイントこそ0本の成功ですが、フリースローが18本中17本の成功を含む41得点、9リバウンド、5アシスト、4スティール、3ブロックで攻守ともに大車輪の活躍を果たしています!
また、この試合でポストシーズンにおけるジミーの40得点越えは5ゲーム目となり、ヒートのフランチャイズ記録であるドウェイン・ウェイドの持つ7ゲームまであと2つとつける2位になっています!
次にあげられるのが、ディフェンススタッツの差です!
MIA | BOS | |
スティール | 10 | 8 |
ブロック | 12 | 8 |
こちらも特にジミーの活躍と言えるところも大きいですが、相手のオフェンスを自由にさせない守備職人のPJ・タッカーなど数値に見えないメンバーの活躍によるところも大きいでしょう!
おまけ
試合終了後の会見は、選手の個性が垣間見られることでファンも喜ぶ時間ですが、今日はまた一風変わった笑いが起こりました!
原因は今期6thマン賞受賞者のタイラー・ヒーロー!
試合後の会見は選手の私服で登場するものですが、今日のヒーローの私服があまりにも奇抜で既に会見に入っていたバム・アデバヨが思わず吹き出してしまうというアクシデントが笑!
ヒートのチームの中の良さも垣間見え、息の合ったディフェンスを展開する根源が見えた気がしましたね!
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