ウェスタンカンファレンスのカンファレンスファイナル第3戦!
現在連敗中のダラス・マーベリックス。0勝3敗から逆転勝利が歴史上一度もないため本日の勝敗によっては実質敗戦が決まってしまうため絶対負けられないマッチとなっていましたが、わずがに届かず。。
ゴールデンステイト・ウォーリアーズが3勝目を決めほぼ勝ち抜けが決まりました!
試合展開
ホームコートで行われる第3戦!決して敗戦が許されないダラスですが、ゲームの入りはあまり良くないものとなりました。
ステフィン・カリーやクレイ・トンプソンのプルアップが立て続けに決まり最大12得点差まで広がりましたが、どうにか踏んばったダラス。
そして1Qラスト、ルカ・ドンチッチが32フィート離れたエリアからブザービーターのディープスリー!25−23の1ポゼッション差で終了!
2Q終了まで1ポゼッション差を争う戦いが続きますが、後半に入り徐々にダラスが息切れ3Q残り4分でつけられた10点差を追い続ける展開となります。
4Qに入っても決定的に点差を詰めることができないまま109−100でGSWの3連勝でゲームセット!
ダラスの誤算
エースのルカ・ドンチッチが40得点、11リバウンドを達成とゲームハイの活躍!!
ルカとのダブルガードでスタメンを飾るジェイレン・ブランソンが20得点、5リバウンド!
そして、ベンチからの出場のスペンサー・ディンウィディが26得点とメインプレーヤーたちが間違いのない活躍を見せたにも関わらず敗北を喫したダラス。
その誤算とは何だったのでしょうか?
チーム3Pの不安
まず一つ目の誤算としては、サポートメンバーのシュート成功率でしょう!
チーム全体の3ポイント成功率が28.9%(45本中13本の成功)と前回の試合で50%近い成功率を叩き出していたチームとは思えない確率となっていました。
ルカからのキックアウトから固定砲台が3ポイントを射抜くという戦術を得意としているダラスにとってこの確率の低さは誤算だったと言えるでしょう。
個人的な選手にフォーカスしても、普段であれば平均で10得点を決めているスタメンで出場のレジー・ブルックが40分の出場で0得点(7本の3ポイント、10本のフィールドゴールを試投)というのも嫌な意味で目立っていました。。
GSWの伏兵
もう一つの誤算としては、日替わりで現れるウォーリアーズの伏兵でした。
第2戦では、スタメンセンターのケボン・ルーニーがキャリアハイを達成し不安視されていたはずのインサイドを制圧しましたが、本日の第3戦ではアンドリュー・ウィギンズが大活躍しました!
今年のオールスターのスタメン出場している彼を伏兵呼ばわりするのは失礼かもしれませんが、常に実力が疑問視されてきた彼がこの試合で完全に覚醒した。という意味ではダラスの誤算になりえた選手としてあげても問題ないでしょう!
彼は今日の試合で自身のプレーオフキャリアハイとなる27得点と6本のオフェンスリバウンドを含む11本のリバウンドでダブルダブルを達成!
特に4Q残り6分40秒で、ルカ越しに決めたポスタライズダンクは今シーズンのプレーオフの中でもベストダンクの1つに入るであろうクオリティ!
ポスタライズを食らったルカ本人でさえ、試合後の会見でこのプレーを賞賛しています!
動画をよく見るとわかるかと思いますが、一度はオフェンスファールを取られ幻のポスタライズになりかけましたが、ヘッドコーチのスティーブ・カーの好判断でチャレンジが行われ無事に得点となっています笑!
ルカへのディフェンスでも存在感を示していたウィギンズ。オフェンスでも存在が大きくなってくるとますますウォーリアーズの攻撃の選択肢が絞りきれなくなりそうです!
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