イーストカンファレンスレギュラーシーズン1位で勝ち上がりのマイアミ・ヒートと2位のボストン・セルティックスの争うカンファレンスファイナルの第3戦が行われました!
現在1勝1敗のタイで始まって第3戦!
第2戦ではセルティックスが圧勝しただけにセルティックスホームで行われる本戦でヒートが流れを引き戻せるかが注目されていましたが、結果として問題なくヒートが実力を証明しました!
ファーストハーフ
前回の試合のディフェンス・オブ・ザ・イヤーのマーカス・スマートとインサイドからボールを展開できるアル・ホーフォードが復帰し完全体となりヒートを一掃したセルティックスが勝利しカードを1勝1敗のタイまで戻していました!
第3戦では、ヒートのベテランポイントガードのカイル・ラウリーが復帰、そして第2戦で左膝を痛め、MRI検査まで受けていたディフェンス職人のPJ・タッカーも問題なくスタメン出場とエース不在を感じさせない試合展開!
全員バスケでヒートがファーストハーフにセルティックスを攻略し、ペイントエリア・3ポイント共にヒートが精度の高さを見せつけ最大で26点差をつけることに成功!
20点差をつけられたセルティックスですが、2Qのラスト1分を切るタイミングでディフェンスの安定感が復活!
ターンオーバーやシュートミスからの逆速攻やエースジェイソン・テイタムの本日1本目となる3ポイントで15点様で縮め、負けてはいますがホームコートは反撃ムードで前半を終えています。
また、ヒートとしての不安点としては、このシリーズを引っ張ってきたエースのジミー・バトラーが膝の怪我で途中退場となっているという点でしょうか。
セカンドハーフ
前半終了の勢いのまま試合を振り出しに戻したいセルティックスですが、10点差が遠い転換が続き3Qは25−25と点差が動かないまま最終Qに入ります!
4Q展開を変えたのがセルティックス!12−0のランで6点差まで点差を縮め、残り2分40秒には1得点差まで詰めることに成功します!
しかしながら、あと一歩が僅かに及ばず。。
最後はヒートカルチャーとも言えるハードなディフェンスからの得点を重ね最終スコア109−103でゲームセット!
本日の試合でバム・アデバヨがオールラウンドの活躍で31得点、10リバウンドのダブルダブル!さらにセンターながら4つのスティールを記録しています!
結果を分けたもの
今回の試合で命運を分けたのはエースの活躍とチームディフェンスの出来があげられます!
エースの活躍
この試合は両エースが沈黙した展開となりました。
前述の通り、ヒートのエースジミー・バトラーが膝の怪我の離脱により出場時間20分の8得点で終えていますが、ベンチメンバー含めバランスの良い得点配置でオフェンス面でも完成度の高さを見せつけました!
一方のセルティックスは、エースのジェイソン・テイタムが41分間とほぼフル出場にも関わらず、わずか10得点でストップ。その穴を埋めるべくジェイレン・ブラウンがプレーオフキャリアハイの40得点を記録しますが、クラッチタイムにボールを預けるべきエースが不調のまま終わってしまうというのはBOSファンにとっては歯痒かったでしょう。。
自らの足でロッカーに戻ったバトラーは第4戦で復帰することができるのか?という点も今後のこのカードを占う要因になりそうです。
チームディフェンス
このカードはどちらもチームのディフェンス力の高さが目立つ戦いですが、本日の第3戦においては、ヒートの素晴らしさが光る結果となっています。
スタッツだけで見てもその差は明らかでゲーム終盤で見せたカイル・ラウリーのスティール含めフランチャイズハイとなる1試合19本のスティールを記録!
その結果としてヒートが9本のターンオーバーでターンオーバーからの被得点が9得点なのに対し、セルティックスは24本のターンオーバーで33得点もの被得点を浴びています!
第1戦から疲労が不安視されていたセルティックス。果たして第4戦でふたたび息を吹き返すことができるのか?
次回の試合は明後日24日(火)ティップオフです!
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