優勝候補の1つと言われていたブルックリン・ネッツにスウィープ勝利し、優勝も見えてきたのではないかと言われているのが、ボストン・セルティックス。
そのセルティックスのカンファレンス・セミファイナルでの相手が昨年のファイナル制覇チームであるミルウォーキー・バックスです!
ネッツを倒し調子を上げてきているセルティックスに比べ、シカゴ・ブルスとのファーストラウンドにて昨年の優勝の立役者の1人でスタメンSFのクリス・ミドルトンが内側側副靱帯の挫傷で離脱中ということもありややセルティックス有利と予想が多い試合になります。
しかし、そんな下馬評を覆し勝利したのがディフェンディングチャンピオン、バックスになります。
101−89と圧倒的なディフェンス力でボストンのオフェンスを封じ、オフェンス面では昨年のファイナルMVPを受賞しているヤニス・アデトクンポが24得点、13リバウンド、12アシストのトリプルダブルを達成と得点だけではないパス能力の進化を見せつけ勝利を呼び込みました。
一方で、先年どのチームも止めることができなかったヤニス・アデトクンポに対して、ディフェンス職人であるアル・フォーホードを当てることでFGを25本中9本の36%とかなり低く抑えたセルティックス。
最強のオフェンス力と名高かったネッツを封じたディフェンス力は健在でしたが、エースのジェイソン・テイタムが21得点、FG%が33%、セカンドオプションのジェイレン・ブラウン12得点と爆発しきれず。。
チーム全体としてもペイントエリアでのオフェンスが機能せず、バックスが34得点をペイントで記録しているのに対し20得点どまり。
また、3ポイントを50本放っていますが、このシュートは打たされているものが多くバックスの術中にはまっている形と言えるでしょう!
ディフェンス力が高い2チームが激突したこのカードは両チームのエースのオフェンス力の真価が問われる戦いとなりそうです!
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