ウェスタンカンファレンスのカンファレンスファイナル第5戦!
このシリーズでリーグ屈指の完成度を見せたゴールデンステイト・ウォーリアーズが対するダラス・マーベリックスに1度もリードを与えず、かつ最大で25点差をつけて勝利しました!
この勝利で4勝1敗となり、GSWが3年ぶりのファイナル進出を決めました!
ゲーム展開
第4戦ではベンチメンバーのプレイタイムのを十分に使うなどどこか調整ムードのあったウォーリアーズでしたが、この試合はゲーム序盤から勝ちに行くという意志を感じるような雰囲気を醸し出していました!
それを象徴するかのように、開始2分で9−2のランでリードすると試合終了まで1度もリードチェンジすることもなく文字通り全員で走り切りました!
中でも中でも調子が良かったのが、今期復帰してからやや調子を落としていると言われていたクレイ・トンプソンです!
彼は50%の成功率で8本の3ポイントを含む32得点とポストシーズンポストシーズンでの平均得点19.0だったところを大幅に上回る活躍を見せました!
中でも3Qの残り10分5秒に決めたドレイモンド・グリーンのおしゃれパスからの3ポイントは本日のハイライトでしょう!
そのほかスタメンセンターでカンファレンスセミファイナルのグリズリーズ戦の22リバウンド達成から調子を上げているケボン・ルーニーが10得点、18リバウンドでダブルダブル
そして、ルカストッパーやハイライトダンクなど今回のカードで存在感を示していたアンドリュー・ウィギンズも3ポイントは0本ながら18得点、10リバウンドのダブルダブルと安定感を示しました!
一方のダラスもポストシーズンに入り平均得点31点オーバーと得点王級のスタッツを残していたルカ・ドンチッチはゲーム序盤は直近のゲームの疲れからかややシュート精度に苦しみましたが、試合が終われば28得点、9リバウンド、6アシストと十分すぎる点を記録。
また、シーズン途中でワシントン・ウィザーズから移籍してから6thマンのボールハンドラーとして活躍していたスペンサー・ディンウィディーも1Qにブザービーターの3ポイントを含む26得点と自信の価値を証明しました!
最終的には120−110の10点差でウォーリアーズが勝利を収めましたが、お互いのチームにリスペクトの感じられる素晴らしいゲームだったと思います!
初代ウェスタンカンファレンスファイナルMVP
そして試合終了後には今シーズンから導入されたカンファレンスファイナルMVPの発表がありました!
ウェスタンカンファレンスMVPのトロフィーはロサンゼルス・レイカーズでファイナル制覇5回、MVP3回、ファイナルMVP3回など偉大な記録をもつレジェンドの名が冠されている、マジック・ジョンソントロフィーと称されているようです!
カンファレンスファイナルだけで見れば、インサイドを支配していたケボン・ルーニーや攻守ともに活躍し、間違いなくキーマンとなっていたアンドリュー・ウィギンズも候補として噂されていましたが、最終的にはステフィン・カリーが受賞しました!
ESPN.com9人のメディア関係者からの投票から満票でMVPに選ばれたカリーについてヘッドコーチのスティーブ・カーは以下のようにコメントしています。
彼(ステフ)は僕たちのオフェンシブなエンジンだよ。すべては彼を中心に回っている。
彼の周りには素晴らしい選手がたくさんいるし、うまく調和する選手もいる。すべてはステフから始まる。今夜のようにシュートがうまく決まらない夜でも、(相手の)ディフェンスにローテーションを強いることで大混乱を起こし、他の選手を自由にさせているんだ。
ESPN.com
メインメンバーの大半が怪我で離脱していた昨年は平均得点32.0得点で得点王を取るもののプレーインでの敗退するなど、自分が点を取らないと勝てなかった環境から、かつての仲間の復帰や低迷していた時期を支えていたメンバーのステップアップなど全員で点を取れる環境に変化した中でもチームの中心に居続けるカリー
このまま3年前の雪辱を果たし、念願のファイナルMVPを獲得することができるのでしょうか?
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