2021−2022シーズンをまたいで話題になっていたチームといえば、ロサンゼルス・レーカーズ(LAL)でしょう!
彼らは2019年に優勝したコアメンバーであるレブロン・ジェームスとアンソニー・デイビス(AD)に加えて、Mr.トリプルダブルことラッセル・ウエストブルック、ベテランフォワードのカーメロ・アンソニー、カムバックしてきたドワイト・ハワードなどオールスター級の戦力を揃え一気に優勝候補の1つと考えられていました。
(実際のところは、平均年齢が高すぎる。ケミストリー構築が可能なのか?ケガが多いADの不安はないか?などなど不安要素も多く述べられていましたが。。)
レギュラーシーズンが始まって序盤こそはプレーオフ圏内の勝率を維持できていたのですが、後半に入り一気に状況が悪化。
散々述べられていたような不安が的中するかのように、オールスターブレーク前後でADが怪我による離脱。
平均年齢の高さからくるものなのかディフェンスが全く機能しない状況が続き、ついにはプレーイントーナメント進出をギリギリ争う順位となっていました。
そして2022/04/06ついにLALのプレーオフ進出の可能性が0%になりました。
最後の希望をかけた試合の対戦相手はフェニックス・サンズ(PHX)。くしくも昨年のプレーオフ1回戦でLALを破りファイナルまで進んだ因縁の相手となりました。
PHXは昨年の勢いから止まることも知らずウエスタン・カンファレンス1位でプレーオフ進出を決めています!
そんな中始まった2022/04/06の試合ですが、LALの主役レブロンが怪我のため欠場。他のメンバーに命運を託す形で試合が始まりました。
2Q終了までは、2ポゼッション差を争う拮抗した状況が続いていましたが、3Qに入り一気にPHXがレギュラーシーズン1位の本領を発揮。
最大21得点の差をつけるなど一方的な試合展開となってしまいました。
最終的に121−110と11点差ではありましたが、チームの完成度という意味では完全にLALの敗北と言えるでしょう。
特に、PHXはBIG3が安定して自身の役割を全うし、エースのデビン・ブッカーが32得点、7リバウンド。オールスターPGのクリス・ポールが12本のアシスト
大黒柱のセンター ディアンドレ・エイトンが22得点、13リバウンドのダブルダブルを達成しています。
この試合の勝利でPHXはフランチャイズレコードとなるレギュラーシーズン63勝目を記録!プレーオフに向けてますます勢いを増しているように思います!
今期、ファイナル制覇最有力とも言われるPHX。昨年の雪辱を果たすことは果たしてできるのでしょうか?
なお、PHXのBIG3の2021−2022シーズンのスタッツは以下のようになっています。
2021−2022シーズン | GP | MIN | FG% | 3P% | FT% | REB | AST | BLK | STL | PF | TO | PTS |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
デビン・ブッカー | 67 | 34.4 | 46.5 | 38.3 | 86.6 | 5.0 | 4.9 | 0.4 | 1.1 | 2.6 | 2.4 | 26.7 |
2021−2022シーズン | GP | MIN | FG% | 3P% | FT% | REB | AST | BLK | STL | PF | TO | PTS |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
クリス・ポール | 64 | 32.8 | 49.1 | 31.8 | 83.5 | 4.3 | 10.7 | 0.3 | 1.9 | 2.0 | 2.3 | 14.7 |
2021−2022シーズン | GP | MIN | FG% | 3P% | FT% | REB | AST | BLK | STL | PF | TO | PTS |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ディアンドレ・エイトン | 57 | 29.4 | 63.8 | 35.3 | 74.6 | 10.2 | 1.4 | 0.7 | 0.7 | 2.4 | 1.6 | 17.2 |
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