2020−2021シーズンのディフェンディングチャンピオンであるMIL。2022/04/01にはBKNとの激戦を制し無事にプレーオフ進出を決めました!
その記念すべき試合の中で、MIL絶対的エースで”The Greek Freak;ギリシャの怪物”の異名でも名高いGiannis Antetokounmpoが偉大な記録を一つ更新しました!
この度彼がMILのフランチャイズレコードを更新しました!
その記録こそ往年レジェンドKareem Abdul-Jabbarのもつ累計得点記録になります!
Kareemは、主に70〜80年代に活躍しNBA史上最高のセンターとも呼び声の高い選手で彼のシグネチャームーブである「スカイフック」という技名は、Kareemの名前を知らずとも知っている方は多いのではないでしょうか?
このスカイフックを武器に、Kareemは通算得点の歴代1位の座に君臨しています。
(直近では LeBronが通算得点歴代2位になっていましたね!)
昨年のプレーオフでのGiannisも圧倒的なフィジカルで相手チームがなす術なく得点を重ねていた彼の姿はKareemと重なる部分があるかもしれませんね。
さて今でこそ対処不可能な怪物なイメージの彼ですが、数年前まではジャンパーを苦手としていた傾向があったため、
プレーオフでのMILは中のディフェンスを固めれば勝てる(ヤニスシフト)など言われていたこともありました。
しかし、今現在の彼はこの弱点すらも克服・進化しているのです!
具体的な数値で比較していくと今年の彼のミドルレンジのシューティング%は42.1%ととなっており、この値はBKNのオールスターPGで歴代屈指のスコアラーKyrie Irvingと同等の確立というのです!
2022/04/01のBKN戦でも試合を延長につなぐクラッチタイムでの3-Pointを沈めるなど、かつて弱点と言われていたなど考えられないほどの精度となっているジャンパー。
もしかすると今のGiannisは全盛期のKareemと同等、いやそれ以上にアンストッパブルな選手になっているのかもしれません!
ディフェンシングチャンピオンとしてプレーオフに望むMIL。果たして今シーズンは”The Greek Freak”を止められるチームは現れるのでしょうか?
なお、Giannis Antetokounmpoの2021−2022シーズンのスタッツは以下のようになっています。
2021−2022シーズン | GP | MIN | FG% | 3P% | FT% | REB | AST | BLK | STL | PF | TO | PTS |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Giannis Antetokounmpo | 62 | 32.8 | 55.2 | 30.1 | 72.2 | 11.6 | 5.8 | 1.5 | 1.0 | 3.2 | 3.2 | 29.9 |
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