過去の記事にも書いてきましたが、メンフィス・グリズリーズの勝率が高い要因はジャ・モラントに起因しないというデータがあらためて話題となっています!
若手の脅威的な勢いと安定したインサイドでウェスタン・カンファレンス2位につけているのが、今期のダークホースチームであるメンフィス・グリズリーズです!
今期の彼らの話をする際に切っても切れないのが、エースのジャ・モラントの存在でしょう。
八村塁と同じ2018−2019年シーズンのドラフト全体2位でグリズリーズに指名され、同じ大学出身で全体1位指名され新人王が確実視されていたザイオン・ウィリアムソンを抑え、新人王を獲得!
その後は、年々と活躍の幅を広げその才能は今シーズンついに開花。MIP(Most Improved Player;最も成長したプレーヤー)候補の一人として挙げられるほどの活躍を残しています。
完全にグリズリーズの顔であり間違いない中心選手であるジャ・モラントですが、実はグリズリーズが勝利を重ねているのは、彼の力の及ばないところなのかもしれません。
ルーキー1人がチームに入り、一気に勝率を上げプレーオフに進んでいく姿で思い出されるのは、前期クリーブランド・キャバリアーズに所属していたレブロン・ジェームスでしょう。
デビューから3年目で初のプレーオフに進出したレブロンですが、明らかにレブロンのワンマンチームと言える状況でした。
結果として、レブロンがいない場合の勝敗は以下のようになっています。
2003-2010(CLE前期):10勝16敗
2014-2018(CLE後期):4勝23敗
こう見るとレブロンの影響力が強く出ているのが明らかになっていますね。
そして問題のジャ・モラントがいない場合の今期のグリズリーズの勝敗はなんと、、、
20勝2敗
むしろ勝率上がってる!!!!
レブロンはほとんどの試合に出場しているため(そこもすごいところですが)、単純な比較はできないですが、グリズリーズの勝利がワンマンチームとして勝利を積み重ねているのではないことが明白です!
プレーオフに向け準備を整えているジャ・モラント。
果たしてプレーオフでもダークホースとしての活躍をすることができるのでしょうか?
なお、ジャ・モラントの2021−2022シーズンのスタッツは以下のようになっています。
2021−2022シーズン | GP | MIN | FG% | 3P% | FT% | REB | AST | BLK | STL | PF | TO | PTS |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ジャ・モラント | 56 | 33.3 | 49.3 | 34.0 | 76.2 | 5.7 | 6.7 | 0.4 | 1.2 | 1.5 | 3.4 | 27.6 |
また、ESPN.comが各チームのスター選手の参加・欠場の勝敗をまとめていましたので、以下で紹介します!
やはり、グリズリーズは異次元すぎる!!!
コメント