2022/04/06のフェニックス・サンズ対ロサンゼルス・レイカーズの試合で見事に勝利を収めたサンズ!
レイカーズはこの結果でプレーイントーナメント進出の可能性がたたれましたが、一方でフランチャイズレコードの勝利数を更新したのがサンズでした!
この試合の勝利でPHXはフランチャイズレコードとなるレギュラーシーズン63勝目を記録していますが、今シーズンの勝利数を語るに欠かせない人物といえば今回の主役クリス・ポールでしょう!
今年で37歳。キャリア17年目のベテランですが、まだまだ第一線で活躍している彼は、再建中のチームから優勝候補チームまで多くのチームを渡り歩いてきていますが、なんとそのうち4つのチームでレギュラーシーズン勝利数のフランチャイズレコードを更新しているのです!
具体的には、2008年のシャーロット・ホーネッツでの56勝から始まり、2014年のロサンゼルス・クリッパーズでは「ロブ・シティ」としてブレイク・グリフィンやディアンドレ・ジョーダンらと共に57勝を記録。
2018年には、打倒ゴールデンステイト・ウォーリアーズを掲げ当時得点王だったジェームス・ハーデンと共に戦ったヒューストン・ロケッツで65勝を達成しています。
そして今シーズンには先述した63勝を達成。シーズンは残り3試合あるので更なる記録更新も射程圏内と言えるでしょう!
そんなフェニックス・サンズですが、元々強かったチームなのでは?という疑問を抱く方も多いかもしれませんが決してそんなことはありませんでした。
10年間に及びプレーオフから遠ざかり、最下位争いをしていたため「登らない太陽」「はばたかぬ不死鳥」「フェニックス・三途」などの揶揄の言葉も多く浴びせられていました。
中でも2018-2019シーズンは19勝63敗でカンファレンス最下位でシーズンを終えています。
そんな中光明が差し込んだのが2020-2021シーズンでのクリス・ポール獲得です!このシーズンでサンズは一気に躍動!51勝21敗という好成績でシーズンを終えると、なんと28年ぶりのNBAファイナルまで勝ち進んでいます!
今朝話題になっていたのが、↓の比較。。まさに「クリポ前|クリポ後」をよく表しているデビン・ブッカーの表情ですね!
2022/04/07のロサンゼルス・クリッパーズ戦はクリス・ポール、デビン・ブッカー、ディアンドレ・エイトンらがこぞって休養となっていたため、残念ながら記録の更新には至りませんでしたが、残り2試合でどんな結果を残してくれるのか楽しみです!
また、これだけの偉大な記録を残していても到達できていないファイナル制覇を今年こそ達成することができるのかにも注目です!
なお、クリス・ポールの2021−2022シーズンのスタッツは以下のようになっています。
2021−2022シーズン | GP | MIN | FG% | 3P% | FT% | REB | AST | BLK | STL | PF | TO | PTS |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
クリス・ポール | 64 | 32.8 | 49.1 | 31.8 | 83.5 | 4.3 | 10.7 | 0.3 | 1.9 | 2.0 | 2.3 | 14.7 |
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