プレイオフの7・8位を決めるプレーイントーナメントも最後のとなり、ウェスタン・カンファレンスの第8シード、最後の1席をかけた戦いが行われました。
試合開始前の数時間前にロサンゼルス・クリッパーズにの中心選手でありスター選手のポール・ジョージにこの度コロナウィルスの検査で陽性反応が見られたことで急遽出場不可となり、ACL断裂で戦線離脱中のカワイ・レナードと合わせてまさに飛車角落ちの状況ではじまった本日の試合。
試合前半はまさに予想通りの展開で最大で16点差、ブランドン・イングラムも前半だけで18得点を記録し、56−46の10点差で折り返します!
しかしながら意地を見せるクリッパーズが3Q序盤に12−0のランで一気に1ポゼッション差にまで詰めると、3Q残り9分14秒でレジー・ジャクソンが逆転のアンドワン!!
そこからも連携の取れたディフェンスから勢いの止まらないクリッパーズはゲームを振り出しに戻すどころか最大で13点のリードを作り出します!
コーナーに追い込む追い込むニコラス・バトゥームのディフェンスは教科書に乗ってもいい内容でした。
そしてゲームは最終Qへ入っていきます!
4Qはどちらも一歩も譲らない試合展開になりましたが、ここで差をつけたのがスターパワーの違いといえるのでしょうか。ペリカンズのブランドン・イングラムが一気に点を重ねていきます!
最終的に30得点、6リバウンド、6アシストとオールスタープレイヤーの底力を十分に見せつけ、チームを105−101で勝利に導いています!
この試合に勝利したペリカンズはプレーオフ1回戦で、ウェスタン・カンファレンス1位のマイアミ・ヒートとぶつかります!
ペリカンズには、3年間でまだ3年間でまだ85試合にしか出場していないものの出場さえすれば強烈なインパクトを残す最終兵器、ザイオン・ウィリアムソンの復帰という目玉も残しています。
果たしてプレーオフ1回戦目までに調子を整え切ることができるのでしょうか?
また、敗北したクリッパーズですが、かなりの悔しさとエース抜きでここまで互角の戦いを演じられたという自信にもつながっていくことでしょう。
来シーズンこそカワイ・レナードとポール・ジョージが復帰し、万全な状態でプレーオフに臨んでほしいですね!
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